アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

アマチュア無線の運用倫理と運用手順

いつも、ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
先日、私のブログにコメントを投稿して下さった方から、DX Peditionの攻略法について、行き過ぎた方法があるのでは?と投げかけて頂いた。確かに、スポーツマンシップに則らないか?ぎりぎりの内容とみて、その文書は削除させて頂いた。
その中で、アマチュア無線の倫理とは何か?ということを調べたいと考えて、まずはARRLのWebサイトで確認をしたら、「Operating Ethics」(運用倫理)というページが見つかった。

ARRLにはこんなものがある・・・と思っていたら、これはIARU、すなわち、国際アマチュア無線連合が認知し、世界中のアマチュア無線の運用マニュアルとのことである。過去に、CQ ham radioの2009年8月号別冊付録、9月号別冊付録にて記載された「アマチュア無線の運用倫理と運用手順」自体のようである。
私は残念ながら、”再開局組”と言われる輩なので、2009年の段階では無線は休止中であり、このような優れたマニュアルがあるとは知らない状態である。
是非とも、日本語版がリンクされているので、一度、以下のページを見て頂きたい。

ここには、日本語の他、いろいろな言語で記載された共通のマニュアルが掲示されている。
最初に、運用倫理が必要な理由が記載されており、共有するアマチュアバンドという競技場を使う上で衝突が発生する可能性がある。衝突の発生は、殆どが無知によるともある。
その衝突を避ける為、このマニュアルがあると記載されている。
実際、SSB運用、CW運用についての方法が事細かに記載されており、特に英語やCWを用いたDXとの交信については非常に役立つと思う。それぞれの運用ルールとその理由もきちんと記載されているので、これを学ぶだけで、HFでの運用は問題ない状態になるだろう。
これに目を通したとき、コールサインの言い方、5分間ルール、Q符号やレポートの考え方がよく判った。また、パイルアップやDXペディションでの運用ルールなど、事細かに記載されている。
まずは、一読し、改めて、自分の運用状況を確認したいと思う。

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