日本のアマチュア無線家にとって最も使われているアプリと言えば、ターボハムログではないかと思います。私も、再開局して数カ月は手書きの業務日誌で済ませてきましたが、交信数が増えると、過去に交信したことがあるかどうかなどを確認し、また、QSLカードの印刷などを行うためにもターボハムログが最も便利であると思い、インストールしています。その後、ハムログユーザーに登録し、現在はhQSLも実施しています。コンテストはCTESTWinを使っていますが、コンテスト終了後はハムログに入力しています。また、ハムログの情報は、eQSLやLoTWなどの電子QSLへのデータ転送も行っています。ログの結果をときどき集計したりできとても便利です。
現在、生成AIが公開され、多くの方がそれらの恩恵を受けつつあります。生成AIを使うと、色々と便利なことを教えてくれます。アマチュア無線で生成AIを使うケースも今後増えてくるのではないかと思います。もし、ターボハムログと生成AIが接続できたら、どんなことができると予想できるでしょうか。実は、MCPサーバーというものがあれば、生成AIとデータベースなどが接続できてしまうのです。幸いターボハムログには、アプリケーションとせつぞくするためのHAMLOG50.DLLというものが既に存在しています。今回、これを用いて、生成AIとターボハムログを接続してみました。なお、ログの書き換えや削除を防止するために、ターボハムログからは読み込みのみを行うようにしています。
MCPサーバーは以下のリンクで公開しています。使用に当たっては、それぞれの個人責任の範囲でお願いします。一応、書込みは行えないようにしてはありますが、万一、使用によって、ハムログのデータなどの破壊や欠損が生じても当方の責任は負いませんのでよろしくお願いします。
このMCPサーバーは、OpenAI社のChatGPTやアンソロビック社のClaudeの生成AIで接続できます。実際に、ChatGPT(GPT-5.6sol)での接続例を下記に示します。
これは先日(2026年8月15・16日)に行われたKCJコンテストに参加した結果をハムログから取得し、生成AIでグラフ化したものです。

「直近のKCJコンテストの結果をグラフにしてください」と指示しただけです。当日は、最後の方で短時間、参加しただけでした。そのため、上記のような結果になりました。
更に、「得られたKCJコードを基に、実際に交信した都道府県を日本の白地図上で色で塗りつぶしてください。」と指示しました。

上記のような地図が表示され、交信した都道府県は青色で表示されました。これは、生成AIがKCJコードと都道府県の関係を学び、コンテストで得られたコードを参考に地図で図示したと思われます。
最後に、「今回のKCJコンテストで入賞するにはどうしたらいいか?」と問いを投げてみました。もともと、参加することに意義があるコンテストなのであまり意味がありませんが、生成AIはどのように答えるかが興味深くて質問してみました。

生成AIは、まず長野県1位を狙えと回答されました。そのために、もう少し交信数を増やすこと、特にマルチを取得することを提案してきました。
上記のように、生成AIによりコンテストの結果を面白く?評価することができます。
最後に、このような指示をしました。
「私のアマチュア無線の一年間の活動(交信記録)を調査し、その特徴をグラフ化して分析してください。そして、もっと新たな活動をするとしたら何をしたらいいかを提案してください」

主な特徴は次の通りです。
交信相手は1,403局、交信日は229日。年間を通じて継続的です。
7MHzが1,323交信、CWが1,335交信で、ともに全体の約72%です。
DXは830交信、45%を占めます。国内とDXのバランスは良好です。
上位7日だけで年間交信の45%を占め、コンテスト中心の活動です。
日曜日が48%、20~21時台が29%を占めます。
6mは4交信、10mは2交信だけで、大きな開拓余地があります。
2m・70cmは111交信ありますが、ほぼFMに集中しています。
新しい活動として、次の順番を勧めます。
6mスポラディックEへの挑戦
5~7月にCW・SSB・FT8で「100交信・30都道府県」を目標にします。HFハイバンドのDX開拓
10m・12m・15m・20mで、バンドニューや新しいDXCCエンティティを狙います。衛星通信またはV/UHF移動運用
既存の2m・70cm設備を活用し、FM衛星から始めて年間20衛星交信を目指します。得意な7MHz CWでコンテスト入賞
このような提案を受けました。
どうでしょう?ハムログと生成AIを連携するととても面白いと思います。






