アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

クリスマスに一言

久しぶりにブログをアップする。
WW RTTY DX TEST以来、ブログを全く更新していなかった。色々な試みを行うのだけど、なかなか、こちらに記載することが少なかった。
もう、時期は12月、冬であり、クリスマスがやってきた。SSNは117まで上昇し、ハイバンドの海外の信号は比較的強く安定して入感しているが、FT8の普及のおかげか、CW/SSBというレガシーモードの局数は数える程である。
コンテストについては、11月のWW DX CW TESTは、OTHレーダーのおかげで、ほとんどQSOにならずじまいという結果であった。20m Bandに行くといいと思うのだけど、どうも40m Bandが好きで離れられないようである。
最近は、タヌキワッチをすることが多くなった。それでも、時々、遠方からの信号を聞き、心を躍らせている。
さて、本日2021年12月19日は、全世界のキリスト教会ではクリスマス礼拝の日である。私は、高校の時にキリスト教に入信、既に40年経った。日曜日の午前中は礼拝が10:30から12:00まであり、それに出席しているため、その時間帯にコンテストに参加できないというハンディがある。しかし、それでもいいと感じている。クリスマスを記念し、私の事を少し紹介したい。
私がキリスト教を知ったきっかけは、電波に関係している。中学の頃、BCLが流行っていた。海外からの電波に胸を躍らせて聴いていた。そして、海外放送の中には、キリスト教放送が多く、当時、FEBC(マニラエコー)、HLDA(現在のHLAZ or FEBC)、KTWR、Voice of Friendship、KDA放送、バチカン放送、HCJBなどを聴いていた。
私は、特にFEBCで放送していた「明日への窓」とよばれる番組が好きで、その番組を楽しみにしていた。そして、次第に聖書に興味を持ち始めたわけである。
本日、KTWRを聞いた。番組ではXmasの説明がされた。Xmasの文字にひとつひとつの意味があるということ、これは私も知らなかった。
X: ギリシャ語のクリストス、すなわち、キリストを表すようだ。
m:顕現という意味で英語のようだ。manifestation??
a :愛 ギリシャ語のアガペーを表す。英語ではLoveである。
※実はギリシャ語(現代のギリシャ語でなく、コイネーギリシャ語と呼ばれる昔の言葉である)では愛は少なくとも3つあると言われている。エロース、フィレオー、アガペーである。エロースは、特に変な意味ではなく、純粋に異性への愛、フィレオーは、親子や友情といった愛、アガペーは神の愛に使われている。アガペーの愛は、値なき者、無価値な者を愛する愛、与え尽くす愛を表す。
s:ギリシャ語のソーテリア、救いを表す。
このような説明をしていた。


アマチュア無線も、考えてみれば不思議なものである。電離層というものがあり、これが私たちを有害な宇宙の電磁波などから守ってくれる。更に、電離層を介して、人と人とのコミュニケーションを確立してくれる。アンテナや電子回路は、多くの人々の研究などを通して開発されたものであるが、元々の原理は数式化できる、すなわち、単純なモデルにできるというものであり、この不思議さを偶然と捉えるか、創造主がおられると捉えるかで異なってくる。
科学は大きく発展してきたが、それは科学は、非常に単純に数式化できるためだと思う。例えば、有名なニュートン力学のF=ma, アインシュタインの相対性理論でのE=mc^2など、とても簡単な公式である。私は大学時代、ある留学生から、物理学の考え方を教えて頂いた。その方は、ニュートン力学F=maと、微分・積分方程式が分かれば、地球上の力学の問題は殆ど解けると説明してもらった。私はなるほどと思った。


DNAを研究されているある有名な教授は、DNAは何者かがプログラムしたもので、あれほどの精巧な複雑なものが、長期間かかっても偶然に出来るものではないと言っている。
日本では、進化論が学校の義務教育で行われ、それが事実だと思われる方が多いと思う。しかし、他の国々では、進化論が正しいと考えている人はそれほど多くない。進化論の最先端の学者ですら、ロマンだと言っているほどだ。この進化論と相反する考え方が、創造論である。すなわち、創造主がいて、創造されたという考えである(キリスト教では、創造主を神と呼んでいる)。故に、進化論は、あくまでもひとつの思想であって、科学的に裏付けされた事実ではないのである。


アマチュア無線の話題から、大分、話しが離れてしまったが、無線を楽しむ中、この無線という仕組みに、自然界の不思議さ、美しさを直接、体験してほしいと思う。そして、実際の無線交信を築き上げている様々な技術・理論は、数式にモデル化されたもので(すなわち、DNAのようにプログラムされたもの)、それによって、同じアンテナ、同じ無線機に再現できる(DNAによって生物が再現することと同じ)という不思議さを知ってほしい。
こんな世界に私たちは生かされているのである。

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