アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

2022年を振り返って

2022年も大晦日を迎えた。今年も、多くの方と交信させていただき、有意義な時間を共有させて頂き、心から感謝する。来年も、各位において、より良い年となることを心から願う。
さて、私の無線交信結果であるが、今年は3月末に前職の職場を退職し、少し、朝方や夕方に無線を行うときが与えられた。しかしながら、夜は以前ほど活発に出ることは無くなり、12月31日16時の段階で延5191交信となった。サイクル25の活発化に伴い、冬場でもHFのハイバンド交信ができるようになった。一方、50MHz以上のV/UHFにおける交信局数は0、新年恒例のQSOパーティーですら、交信をしなかったという結果である。
無線設備の追加更新はなく、使わずに保管していたIC-7000をフォロワーの方にお譲りしただけである。アンテナの変更もない、無線には新たな投資は殆ど行わなかった。V/UHFの移動免許更新とJARLの会費継続、そして、eQSLをブロンズメンバーにした程度の出費である。コンテストの参加も、以前に体調を崩してから以降、快復しても短時間に留めるということに徹底し、積極的に参加したのは、秋に行われたCQ WW DXコンテストぐらいである。それ以外のコンテストは、SSBに出ず、CWのみでの参加が多かった。
更新結果のグラフを以下に記す。
周波数別、モード別のグラフ、および、周波数別、国内/DX別のグラフである。

いつもながら、交信数の半分以上はCWである。メイン周波数は7MHz、次は21MHz、そして14MHzと続く。なお、SSBの交信はラグチューが中心、CWはコンテストが中心である。
FT8については、3.5MHzと7MHzは国内中心、それ以外はDX交信である。RTTYは、コンテストが主である。その他については、FT4がある。AM/FM交信は今年はひとつも行わなかった。


DXと国内交信では、サイクル25に伴いDX交信が多かった。特に、14/21MHzでの交信数はWW DXコンテストの反映である。こう見ると、DXerになったと思われるかもしれないが、決してそのようには思っておらず、国内外問わずに交信するオールラウンダーと思っている。
朝方の北米方面は、21.0135MHzでのCWによるCQをこのところ欠かさずに出ている。また、17時前後の14MHzのロングパスでの欧州方面との交信である。
ただ、14MHzのロングパスでの欧州方面は、SSB局だけでCW局が殆どいないこと、大体いつも同じ顔触れであることから、今後の交信はどうなるか不明である。DXとの交信はラバースタンプに近いため、何を話したらいいか分からないというのが本音。CWがあまりできない理由は、ロングパスによるフラッターが大きく、交信に支障を及ぼすためである。
7MHzについては、朝方の欧州方面を狙うが、やはり殆どが既に交信をした局である。私としては、1年以内に交信した局とは出来るだけ避けるという考えを持っている。であるから、コンテスト以外での交信は、交信すればするほど、相手が減っていくのである。
今年は秋に今まで使っていたWSJTからJTDXにFT8のアプリを切り替えた。耳も良く、操作性も気に入っており、WSJTに戻る気がない。これに伴い、FT8/FT4といった交信数は比率的に今後増えていくと思う。特に、JT-Alertを導入したため、味のないFT8交信に会話を含めることができるかもしれず、今後に期待したい。
ぱっとしない一年の成果であったが、これまで沢山の応援、心温まる交信をして下さった方に改めて感謝するとともに、新たな年2023年が幸多かれ年となることを心より願う。

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