アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

7MHzの強い局・・・個人的な感じ方

4月になってから、コンデションの春の兆しによって、夜20時以降も国内局が入感するようになった。特に常連と言える良く聞こえる局については、いままでのラグチューを通して、ロケーションや設備なども少しずつであるが理解できるようになってきた。
以前に紹介しているが、7MHzの国内コンデションは、昼間とそれ以外(特に朝・夜)でスイッチのように切り替わるように思っている。特に、過去に地上高の低い7MHz用Zeppアンテナと、少し高めな2エレ八木を併設していたとき、同じ相手先であっても、その時間帯によりアンテナの差による信号差が大きいと感じていた。昼間、特に比較的近距離(0エリアからは、1エリア、7エリアの近県、2エリア、9エリア)は、アンテナの差は殆ど無い。逆に6エリアや8エリアは、朝・夜ほど、アンテナによる信号差が著しかった。大きな場合は、Zeppと2エレで20dB以上の差があった。それは、2エレでS9の局がZeppだと殆ど聞き取れないというぐらいの差である。恐らく、電離層の形態が変わったためなのだろうと思う。今回、私が特に話題としたいのは、夜の国内交信についてである。というのは、私自身、仕事から帰宅してQRVできるのは、20時以降が殆どであり、そのときの伝播状態から思うことを述べるまでである。あくまでも個人的な感じ方なので、違っているとお叱りを受けるかもしれないので、先にお詫びしておきたい。
昨日4月17日も、7MHz、7.110MHz付近でQRVした。バンド内を先にワッチすると、3エリアや6エリアからも聞こえて来ていたが、信号の強い局の多くは8エリアであった。CQを出したら、8エリアの常連さんから呼ばれた。200WにVダイポールを上げて、マンションから出ておられる。一番強いときは、59+50dB付近までSメータが振れて、ローカル局並みでなく、スーパーローカルよりも強く入感していた。正真正銘の200W局である。昨晩は20W程度でも既にとっても強かった。アンテナのVダイポールは、横に倒して使っておられ、更に、建物を利用されて、リフレクタ効果を得ているようである。まさにリニアアンプを更につけておられるような強さであった。
また、一方で和歌山県のOMさんで、G5RVという大きなアンテナを水平に20mまで上げておられる方がいる。その方の信号も、びっくりするほど強く、同じ辺から出ておられる平均的な設備の局と、信号差は10~20dBも差がある。そして、電波をだされると、耳も良く、多くの方から呼ばれる。
この2局以外にも、DXをSSBで夜な夜なよばれる各OMは、高いアンテナ、そしてビームを使っておられる方が多い。
私が夜出ていて強いと感じる局に共通しているのは、比較的高いアンテナ、そして、ゲインのあるアンテナを上げておられる方である。パワーも必要であるが、50Wと200Wで比較して6dB、50Wと1kWで13dBしかなく、ここまでの差は無いとすれば、やはりアンテナである。

×

非ログインユーザーとして返信する