IC-7610
HFの運用を更に楽しむために、IC-7610を購入した。先にお伝えしたように、他のメーカーでは、TS-890,FTDX101が選定に上がる機種になるが、このIC-7610を選んだ理由は、以下の通りである。
- 他の機種に比べて、圧倒的に安価である (30万円程度)
- 100W機で十分(200W機は不要)
- TS-480HXに較べて性能が高ければいい
というところだろうか?
実際に販売店と交渉し、お金を振り込めば、メーカーから直送されてくる。
送られてきた箱はとても大きかったので、開梱したところ、その中に更に小さな箱が入っていた。振動・落下から機器を防ぐための方法だろうけど、手が込んでいる。
無線機を設置すると
こんな感じだ。大きなディスプレイの付いた無線機は初めての体験である。
TS-480と較べると、機能面で勝っている部分で特にといえるのは、
- メーター表示がとてもリアルぽくていい。
- 何といっても、スペクトラムとウォーターフォール画面がいい
- Main/Subの2つのAFつまみ、RF/SQつまみが付いている。
- CWのSpeedとPicthコントロールつまみがある。
- CW用APFがついている
- DUAL-W機能がついている
- SDカードが挿入できる
- マウスが使える
という点かなと思う。既に審査も終了しているので、実際に無線を行ってみると、TS-480と違う部分は
- Sメーターがよく振れる感じ
- でも、S7以下の信号の明瞭度はTS-480よりも良い(7MHz DXerが応対している弱い信号の局もはっきりとわかるようになった)。
- Full-Break inではリレーの音がしない。すなわち、気にせずにQSK運用できる。
- BW250HzフィルタとAPFを併用すれば、S1-2のCW局も難なくデコードができる
- SSBで3kHz帯域の運用ができる
- NBは、良く効き、OTHレーダー信号でS9+20dBの場合、S9程度まで低減できる
- CW Skimmerとの直接連携ができる(PCではHSDRが使える)
- CTESTWINとの接続はUSBケーブル1本
- RTTYのAPFがあって、とてもエンコード能力が高い
- アンテナチューナがある・・・
こんなところかな?
とりあえず、今日の報告はここまでとします。