アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

RTTYで感じた耳の悪さ

今年はサイクル25の始まりで、昨年までのノイズの海の状態から、夜になっても信号が聞こえてくるという嬉しい悲鳴が聞こえてきそうなコンデションのときも多い。CQ誌の予報でも、サイクル25は、サイクル24と同等か、それ以下になるのではないかという情報だったにも拘わらず、蓋を開けてみたら、SSNが100を超えるのが当たり前のような状態になり、1年目にしてこうなのだから、もっともっと高くなりそうな予測がしてきた。
私の状況というと、無線活動は、V/UHFのQRVは皆無、HFでの交信を楽しむことに専念させて頂いている。設備は、PC以外は全く変わらず、IC-7610+アンテナ群という感じである。1.8MHzがSSBに開かれても、全く関せず、もっぱら、7MHzを中心とした交信をみなさんと楽しませて頂いている。
9月末になり、ちょうど、今朝、CQ WW RTTY CONTESTが終わったばかりである。IC-7610のオーディオピークフィルタは、RTTYにあった2山特性のフィルタとなっており、混信除去では重なった信号を排除することができるスグレモノである。しかし、信号のデコードはCTESTWINに連携されたMMTTYを使うため、間違ったデコードが多い。このRTTYコンテストに参加するときに思うことは以下の通り:
1.RTTYコンテストは設備の差に顕著である。少しでも、設備が良い方が先にピックアップされる。
2.自分のデコード率が低い(耳が悪い)。これは、相手局と相対して、私は相手局のコールサインを得ることに難儀しやすいということを感じた。


これはロケーションとアンテナの差だろう。RTTYの場合、私は700W程度で運用する。流石に、非力のアンプでは、1kW連続は難しいと感じる。一応、アンプにはトランスを冷やす冷却ファンを追加しているが、排気口のところにある温度センサの表示がとても高くなることに不安を感じてしまう。ACOM1000は、ロシア球を使っているので、何かがあれば、即、使用中止になってしまうのが心配である。アマチュア無線は、普段は国境が無いために、国境がクローズアップされる状況になると、大変である。この趣味は、平和を求める趣味なのだ。
アンテナの高さがデコード率の違い、飛びの違いに影響するようだ。現在、LED照明というのが当たり前になっている。このLED照明は、以外にもノイズの元凶になっているケースがある。ある日、21MHzのSSBでDX局と交信をしていたことがあった。その日は、コンデションが良いだけでなく、いつも、悩まされていたQRNが極端に低く、S5ぐらいの局でも、SSBで十分に聞き分けることができた(普段は、雑音でS7ぐらい振っているので厳しい)。それが、セカンドの部屋が隣にあるのだが、セカンドが部屋に入って照明を点けたら、瞬時に、いままで無かった雑音が増えるのであった。これは、LED照明からくるノイズのようだ。私の部屋のLED照明とセカンド部屋のLED照明を交換したら、セカンドの部屋から来るノイズが減るだけでなく、私の部屋に交換してつけたLED照明をオンしても、雑音が増えないではないか。これは、単にLED照明から出るノイズではなく、LED照明を設置した電源コードなどの周辺に影響するノイズだと思った。いずれにしても、単純ではなく、複雑な状況でノイズが発生しているようである。
TwitterでQRM エリミネーターというものが紹介されていた。これって、とても効き目がいいのではないか?と思うようになった。特に、IC-7610は背面に、フィルタを接続することができる端子が付いている。これを用いれば、すぐにQRMエリミネーターが設置できそうだ。私の長い間の課題だった、耳の悪さを少しでも改善されればいいと思う。

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