アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

近況報告

本日、18MHz SSBで交信した方から、ブログをご覧いただいていることをお知らせ頂いた。そういえば、最近はブログの更新は途絶えており、皆様にも何のアクションをしていない状況であることを感じ、近況報告をさせて頂くこととした。
この2021年4月から、職場に休職状態から復帰し、自分にとって新しい仕事をさせて頂いている。今までのディスクワークから、どちらかというと、体を使う仕事になり、手から生傷が絶えない状況にあるが、負荷が減り、本当に楽しくさせて頂いている。自宅に帰ってからは、家族と外を散歩し、少なくとも一日3キロ程度は歩こうと考えている。無線については、設備などは一切変わりはない。
SSNが上昇し、既に0が続くという昨年までの異常な状況は無くなった。かといって、Esでの国内交信を楽しむことからは遠ざかっており、コンテストの参加も殆ど行わなくなった。
特にこの夏は酷暑であり、エアコンを使う場合と、網戸を全開している場合があるが、いずれも、ヒータの固まりであるリニアアンプなどは殆ど使っていない。
それでも、コンデションが上昇したせいか、18MHzや14MHzでのCWによるEUとの交信は50W出力で十分にできる。IC-7610はFULL Break-in設定にして、送信の符号送出の間の混信などを察知して楽しんでいる。
SSBの方は、ローカル局が非常にアクティブに出られており、長野県千曲市から2局が同時に比較的強い信号でバンド内に出現することに抵抗を感じ、そんなときは早々にCWやFT8、または他のバンドに移っての交信となる。
IC-7610のファームウェアが変更されてから、スペクトラムスコープが非常に便利になった。CWの精細なスコープを表示し、DUAL-WとSPLITの設定で違和感なくスプリットでの呼び出しができるようになった。また、コンテストでも、Water Fallが流れず、Markerが移動してくれるので、自分の所在と次の局の移動が速くできるようになり、IC-7610の優位性が非常に上がったのだと思う。現在は、FT DX-10やTS-890,FT DX101などのライバルメーカーの無線機があるが、私個人として、ファームウェアのアップデートがされた後は、ほぼ、コストパフォーマンスな無線機として最強なのではないかと思う。
ただ、FT8運用時に、VFO A/Bのアクティブな方にPC制御やオーディオ信号が優先されてしまうため、VFO AでFT8を運用しながら、VFO Bで違うことを行うことは大変な感じがする。恐らく、外部の周波数ダイヤルを接続すれば、その問題も解決してしまうだろう。今はFT8の運用はDX交信ではメインとなっているようだから。
私の場合は、FT8の運用は、ほぼ、国内交信に限っている。それも、7.041MHz,3.531MHzの2つの周波数で1W程度の出力による交信がメインとなっている。
リニアアンプは、先にも申し上げたように、電気代がかかる上、酷暑の夏には厳しい機器であり、殆ど入れていない。ローバンドでのDXは時期ではない上、14MHzや18MHzでのkWによる運用は手が付けられなくなる(呼ばれ過ぎて、疲れてしまう)ことがあり、50Wで呼びにまわった方がずっと楽しい。コンデションが良いときは、それでも相手から呼びかけられることがあるが、周波数が自分が保有したものでないので、直ぐにQSYすれば、それからも逃れられる。普段は、50Wで呼び、相手が厳しいときだけ、100Wにすると十分いける。
現在は、一週間当たりで数局という交信であるが、細々と運用はしている。
50MHz以上は、殆どQRVはしていない。一応、無線機はあるのだが、QRVへの食指は滞っている。
以上が近況である。9月になれば、ローバンドのDXも可能な状態になると思う。そうなると、再び、少しアクティビティがあがるかもしれない。
コロナ禍の中、皆さんのご健康をお祈りする。

×

非ログインユーザーとして返信する