アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

台風19号について

台風19号で被害を受けられた方々に対してお見舞い申し上げます。
実際この台風の後、HFで交信する際に多くの方から台風19号について問い合わせを受ける。私の家ではあと数十センチまで氾濫した川の水位が迫っていたけれど、浸水に至らなかった。ただ、道路と同じ面に設置された家の駐車場に浸水し、その後の後片付けには多少時間を要した。

上記の写真は、水が少し減った状態で、一番のときは右上の青色の建物の四角い窓のところまで水位が達していた。
私の家の裏は、排水機場(ポンプ小屋)があり、千曲川の支流である沢山川の更に支流となる錨川の水門がある。沢山川の土手が高いため、水位が上がり、錨川からの排水が出来なくなると、ポンプを使って水を上げ、錨川の氾濫が起こらないようになっている。
家の東側にある沢山川には、少なくともこのような排水機場が4箇所ある。これらは、過去に川の氾濫があったときに、氾濫を防止するために設けられた。
私が知る限り、今回の氾濫を含めて、過去に3回の氾濫があった。故に、大雨が降るとの天気予報を聞くと、予め、駐車場の車を家のところに移動する。道路からの家の面までの高さは、約1.5mほどだと思う。
過去の氾濫の1回は、今回の氾濫とは異なり、どちらかというと人的な原因だと思う。それはポンプが正常に動作しなかったために氾濫であった。
この台風19号については、一度に多くの雨をもたらした結果であった。私が覚えているのは、このような経過である。
①千曲川の堤防が警戒水位を超えた。 ⇒ 沢山川の水門(土口水門)が閉鎖
②沢山川がほぼ一杯の状態 ⇒ 錨川の排水機が停止
③錨川が氾濫(排水機停止から10分程度で道にオーバーフロー)
すなわち、千曲川が耐えられなくなるほどの雨量が発生すると、千曲市にあり、排水機場の設置された川は止む無く氾濫をする構図が描ける。
今回の雨量の合計は、台風のときのアメダスマップから算出すれば、その雨量がわかるだろうが、同程度の雨が今後も降れば、洪水が発生するのだ。
私の家の周囲では、保育園があるが、そこが浸水し使えなくなったと聞く。私の周囲では床下浸水等が発生したお宅があったようだ。
千曲市で今回一番ひどかったと聞くのは、市役所周辺で、多目的ホールの杏ホールは暫く使えない状態となっている。また、その付近の家々は床上浸水となったと聞く。
ここのところ、毎年、雷雨の時期が早まり、また、夏の雷雨が活発化している。同じく、台風も活発化しており、来年以降に同様な災害が発生しないかが心配である。

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