アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

LZ DX Contestへの参加

この週末(11月16日~17日)に、14MHzや7MHzのバンド内で賑わっていたと思う。11月16日の21時から24時間のコンテストが行われた。このコンテストは、LZ(ブルガリア)のコンテストであるが、実は欧州のコンテストに見られる大勢が参加できるコンテストでもある。すなわち、対象のブルガリア局以外でもポイントが付く。例えば、日本国内局同士の交信や同じ大陸内だと1ポイントになる。大陸が異なると3ポイント、ブルガリア局との交信は10ポイントになる。
もちろん、ブルガリア局との交信が最も高得点を狙うことができるけど、元々数が限られているだけあり、点数を延ばすには沢山の局と交信、それも異なる大陸同士の交信がいいのだ。欧州からみれば、アジアや北米がその対象となる。そのため、欧州局からはJA局との交信は望まれるのだ。
私は7MHzのCWで参加した。11月17日の朝、4時半頃に起きたら、結構、7MHzのCWで賑わっていたので「何だろう?」と思い、調査したらLZ DX Contestであった。それならと、参加してみた。4時40分ごろから、7.005MHzより上に出ているコンテスト参加局を呼んでいった。信号強度は、559ぐらいが普通で、少し強い局が599であった。539ぐらいの局になると、呼んでも無視されるケースが何度もあり、改めてEUを遠く感じた。
それでもなんとか50局近くまでいったら、全体的な信号強度が上がった感じになった。時刻は7時過ぎ、日の出時刻から30分程度経過した時点である。較べ見ると、579ぐらいだった信号が、599+20dBまで上がっている。
7.016MHzが空いてそうなので、ここで初めてCQを出す。すると、なんとEU局が同時に数局呼んでくるではないか・・・パイルアップである。パイルを捌きながら、7時半ごろまでCQを出し続けた。その間、23局と交信。合計で71交信。この23局との交信はとてもすごかった。ブルガリアを含むイタリア、ドイツなどの各局がヘボオペの私に何度も呼んでくる。こんなこともあるのかと感じたひとときである。
今週末にはCQ WW DX CWが控えており、やはり勝負はグレイラインパスなのだろう。混信を避け、いかによいタイミングでCQによって、普段、交信できない局とグレイラインパスを用いて交信するか、何か面白そうである。

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