高級機ではないけど・・・

2020/01/22 12:56

以前のブログに「高級機が欲しい - アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき」で高級機が欲しい旨を記載させていただいた。
この度、XYLの許可を頂き、高級機ではないけど、いままでのTS-480HXに代わって（正確に言うと、追加して）、新しい無線機を入手することになった。どのような無線機にするかは、以下の選定基準を定めている。

3.5MHzで弱いDX局が入感、1kHz上で1kW局らのパイルアップ。弱い局がマスキングされないこと
7MHzでのCWによるCQ DX、応答して来てくれる局が今までよりも受信できる
SSBは3kHz幅の送信（HiFi SSB?)が対応可能
金額的にミドルクラスレベルまでとする。
できれば、ウォーターフォール画面が欲しい。

ということ。別途、不要な条件は、200W機でなくてもいい（別途、リニアアンプがあるので）、VHF/UHFは不要（IC-7000があるので）というところになる。

上記を満足し、TS-480HXよりも恐らく優れているという無線機は、以下の通り。

KENWOOD：　TS-890S

YAESU：　FTDX101D, FTDX3000D,FTDX1200

ICOM： IC-7300,IC-7610

上記の中で最もコストメリットがある無線機は、IC-7300だと思う。近隣の局からのマスキングを防止する指標だと思われるRMDR値が高く、その他もほぼ手中に収められている。ただ、TS-480HXから、改めて同レベル無線機を購入する？？という疑問があり、せっかく購入しても、不満であったら、後味が悪い・・・という結果になるだろう。

そうなると、結論は簡単で、TS-890S,FTDX101D,IC-7610の３機種ぐらいになるのだろう。FTDX3000という選択肢は、FTDX101Dが現れた以上は無いと思う。このうち、２機種はSDRの無線機である。いままでKENWOODの無線機は安定していて、非常に好ましいけど、これからの無線機として選ぶなら、やはりデジタルである。あまり意味がないかもしれないけど、ファームウェアアップデートが行われたら、それだけで特性が変わるかもしれない。そんなことに期待をしてしまうのだ。

では、FTDX101DとIC-7610であるが、価格的にはIC-7610が安い。両者を比較しても、機能的な優劣があまり感じられない・・・

と調べていくと、IC-7610には直接PCと接続し、PC上でCW Skimmerを広範囲でモニタできる機能があることが判った。これはとても便利な機能・・ということで、選定はIC-7610に決定した。