WSPR 30m band(夜間)
このところ、WSPRビーコン運用にはまっているが、今回は30m Band(10.1387MHz)を対象に夜間、運用してみた。
アンテナはいつも通り330度、出力は5Wでの運用で、夜中0時から朝7時頃までの連続としている。時刻はJSTとする。
運用時は、全く信号が聞こえなかった。実際に当方が受信したときは朝方にVK局1回であった。
当方の信号を受信しレポートを貰ったのは、17件に過ぎない。
ここでは同じ夜間のオセアニアからのレポート以外は、北米からのレポートが主であった。北米と日本の間の伝播状態を以下に示す。(VOACAP 条件:CW 100W Dipole)
時間帯はUTC16時(JST1時)からUTC21時(JST6時)までと深夜に北米とのパスがあることが判った。30m bandをみると、一日中、北米との間で何らかのパスがあるようだ。
私はEUとの伝播を期待していただけに、驚きでもあった。
EU(ドイツ)との伝播条件をみると、
上記の通りであるが、どこも入感しなかった。30m bandはこの時期は一日中、オープンしているようだが、あまり確率は高くない状況にあるようだ。
暫く、運用には事欠くバンドかもしれない。