アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

WSPRによる伝播調査 - 17mバンド

7月10日、昨晩は17mバンド、すなわち18MHzでのWSPRの運用をおこなった。
SSN極小期の今年は、昨年よりも更に18MHzのEU方面が聞こえない状態になっている。昨晩は、S79KW局、すなわちセーシェル諸島からのSSB信号が、20時半頃に18.129MHzで聞こえており、多くのJAが呼んでいた。私も参加し、なんとか取って貰った。さらにA7局が入っており、中近東、インド洋が入感していたが、EU方面のCW信号などは入感が無かった。従って、通信が可能なのは、FT8のみだったようだ。信号も-20dBに近い状況であり、かなり苦戦されたのではなかろうか?
私は、23時まで7MHzに移り、国内交信を楽しみ、その後、18MHzに移ったので、ほぼ、FT8以外は絶望な状況であった。そこで、WSPRによる運用を試みた。23時から翌朝(7月11日)7時までである。アンテナは2エレHB9CVで北西(330度)に向け、リグはTS-480HXで5Wとした。
結果、受信信号はJAの1局のみ、私の信号を受信してのレポートが2局からあった。
下図は、JA局の状態。23時半頃に最も強くなり、以降0時半頃まで聞こえた。

EU局でOE9HGV(オーストリア)局から、夜中3時ごろからレポートがあった。

ほぼ、-25dB以下であり、私の設備では、2kW程度まで出さないとCWでは交信は出来ないレベル。FT8であれば、50W程度を要する。でも、18MHz帯も夜、きちんとオープンしているようなのだ。

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