アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

DX情報

アマチュア無線をする際に、色々な楽しみ方があるけど、恐らく一番憧れるのは海外局との交信(DX交信)だろう。アマチュア無線家は、国内以外の国のことをDXと呼ぶ。意味は実際のところ、良く分からない。DXとなると「デラックス」と考えてしまうが(遠距離はLong DistanceなのでLDになる)、それでも、「まぁ、いいか!」、海外交信はDeluxe(豪華、贅沢)なのでDXといっても・・・と考えてしまう。
その「デラックス」な情報は、皆さんはどのように得るだろうか?以前は、ワッチに次ぐワッチが必要とあったが、現在は、インターネットでの色々なツールが用意されている。
いくつかを紹介すると、
☆ DXscape

全世界のアマチュア無線家が色々なバンドをワッチ、交信をしたとき、その時刻、周波数、コールサインをレポートする。インターネットにより、即座に公開され、どこに珍しい局が出ているかが分かる。


☆ RBN(Reverse Beacon Network)

世界各国にSkimmerと呼ばれる監視局があり、バンド内を受信、自動的にCWなどのCQを判読し、そのコールサイン、時刻、周波数、信号強度を報告する。非常にタイムリーで、即座に公開される。


☆ QRZ.com

世界中のアマチュア無線局のネットワーク上のコールブックと言える。日本のDXを追いかける局は殆どが登録している。


その他、TelnetなどでQRV情報を得ることができるけど、私はDXScapeで特に珍しそうな局が出ているかどうかを確認し、QRZ.comでその素性を知り、どこの国かが判別したら、ビーム方向などをQRZ.comの詳細情報から得ている。


6月5日昨晩、10MHzでR26RRCという局が出ていた。QRZ.comで調べたところ、レニングラードと書かれており、ビーム方向は327.9度に相当することが確認できた。早速、アンテナを向けたところ、何か弱くなった感じであった。何故・・・?
アンテナを回したら、330度で最も強く、+20dB以上で入感していた。どうして??不思議に思った。DX Peditionを記録しているWebサイトってあるのか?と探したところ、見つけた!

DX-World.netである。そこには、R26RRCの情報が記載されており、カムチャッカ半島の先端にある島から出ていることが分かった。ビーム方向もぴったり一致。
DX-Worldをみると、現在行われている、又は未来に計画されているDX Peditionが特集されている。色々なレポートが記載されており、スケジュール表も記載されている。
DX Peditionのページ、やはりどんなところから出ようとしているかを先に確認してから、呼んだ方が楽しい。今後は、このDX-Worldを利用していきたい。

×

非ログインユーザーとして返信する