アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

やはり夏のコンデションの様

5月19日は、あまりに眠気が強く、21時に就寝。どうも、GW明けの2週間は仕事で大変に疲れ切ったようだ。5月11日も仕事であったので、この週末は頭痛を伴い、殆どが横になっていた。そういう訳で、5月19日は早く就寝した。また、幸い?にも、19日の今dションは最悪で、Jクラスタでリンクされているイオノグラムの表示には、電離層らしきイメージは全くみられず、全てが宇宙へと拡散していくような気配であった。
そのために、5月20日は4時半に目覚め、SDRを介して40mバンド内のワッチを行った。その結果、殆ど、DXは聞こえておらず、7.004MHz付近でDXを何度も呼ぶJA局が見られた。それゆえ、起きて、この呼んでいる相手先がなんなのかを確かめてみたいと思い、シャックに入った。4時45分に、7.004MHzにいたEU局は、AM70O局で主にEU圏内のアマチュア局相手にサービスを行っていた。QRN/QSBの厳しい中、559程度で入感、恐らくJAも何度も呼んでいるけど、応答が無い状態であった。私も、呼びに加わったが、中々取ってもらえず、JH・・・、JH0・・と、伝搬状態が厳しいときのお決まりのパターンで漸くフルコールを取ってもらったという状態であった。ロシア局を除き、他のEU局は非常に厳しい状況で、恐らくコールしても取って貰えそうもないと感じた。日の出時刻は4時37分、既に日の出時刻を過ぎた時間帯であり、VOACAPなどでも、ほぼ絶望な状態なので、40mでのDXはオフシーズンを迎えたと考えてよいだろう。
10MHzにQSY、RBNでのレポートを見ながら、聞こえそうな信号を見つけていく。10.118MHzでのOH6OS局のCQを捉え、呼ぶ。1kWと2エレであるが、中々、フルコールで取って貰えない。459というレポートを頂いたが、その後、Rigの紹介をして頂き、100W+2エレだそうだ。それであれば、バランス的にはこちらの方が、10dB程度強く届いている筈であるが、ぎりぎりのようだ。気を取り直して、数局とQSO、いつも感じるのだが、10MHzはどうもあまり耳が良くない(飛びも)。ビームのキレは一応あるようだが、フロントゲイン自体は、7MHzよりも悪いように感じる。
更に、14MHzにQSY。FT8でOX局が出ているので、アンテナを北に向けて、500W程度の出力で呼び続けた。暫く呼び、少し諦めたときに、相手からコールを受けた。しかし、交信手順が良くなく、結局、最後まで交信が完了しなかった。再トライをしようと思う。
引き続き、適当に空いていると思われる周波数でFT8にてCQを出す。最初は、HA局から直ぐに応答があり、幸先が良いと思ったが、それ以降は、呼んでもらっても、中々、交信が完了しない。こちらから送るレポート(S/N)と相手からのレポートに10dB近くの差がある。どうも、EU圏内は混信やら何やらがあり、厳しいようだ。
CWにQSYし、EU局を聞くが、どれも信号は弱い。LZ497OM局が559程度で入感していた。こちらから、何度か呼んだら、暫く時間が経って、599+10dBで呼んできた。どうも、今まで北米向けビームで北米を相手にしていたようだ。交信後、こちらに向けたビームでロシア局やJAが交信をしていた。
どうも、EUに対しては、朝方は北米局が入感しているようだ。そして、北米ビームで設定するために、信号が弱い。これは、夏のコンデションで、14MHzが夜中の間、ずっと開けているようになったのだけど、EU局の習慣?から、北米向けにシフトしているためだろうと思う。日本でも、23時頃、北米が入ってくるが、私もEU方面にビームを向けている。既に、夏のコンデション、夜の14MHz、10MHzはワールドワイドで入感する時期を迎えた。

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