アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

eQSLの勧め

 私はQSLカードを2ヶ月に1度程度、1,000枚作っている。このところ、入用が増えたせいか?先日は2,000枚も作ってしまった。このカードを印刷、そしてJARLに送付する。また、2ヶ月に1度、JARLからカードが転送されてくる。それも靴箱の中に入ってである。もちろん、カードを頂くことは大変に嬉しいし、わざわざお送りいただき、とても感謝したい。しかしながら、最近、XYLから言われるのは、カードを保管する場所が書庫の多くを占領し、本を入れることが出来ないというクレームである。このまま、無線を続けると、本当に大変なことになる。みなさんは、どのようにしておられるだろうか?
 私は、この週末に行われるALL JA コンテストから、コンテストに限って、紙のQSLカードの発行は行わないことを決めた。もちろん、通常の交信で交換を約束した場合は、紙のQSLカードの発行は行う。コンテストの交信数が最近、増してきており、コンテストに限って、QSLカードは発行しない。ただ、eQSLについては全て発行するし、JARLのメールアドレスで紙カードの請求をされた場合は、JARL経由で発行するつもりだ。こうすることで、QSLカードの低減を計りたい。このコンテストでのQSLカード交換を行わないことは、JARLでも現在検討していることだ。
 今日は、eQSLについて、ご紹介したい。既に、FT8などを運用している方は、登録している方も多いはずだ。ただ、前回、eQSLを紹介したときは、その紹介、登録の方法などをお伝えしていなかった。まずは、eQSLの紹介をしたい。

eQSL.cc、その名はインターネット上の電子QSLカードセンターで、電子QSLを発行、管理してくれるWebサイトである。登録は無料で、会費はメンバーのランクで異なる。レギュラーメンバーなら無料で使うことができる。QSLカードのデザインは、規定のデザインのカードしか選べないが、多くの局は、レギュラーメンバーとして登録している。
交信記録は、HamlogからADIFファイルを作成してアップロード、また、FT8の場合はWSJT-X+JTAlertにより自動的に記録をアップロードすることも可能だ。
eQSLについては、何に使えるの?ということになるが、紙に印刷することができるので、これを用いてアワードの申請ができる。
ブロンズ会員以上になると、eQSL.ccが設定したアワードを無料で得ることができる。これは種類が非常に多く、とても有用である。
更にブロンズ会員以上では、自分がデザインしたカードを作ることができるのだ。
登録方法については、別途に紹介する。
私のeQSLカードは、このようなものである。これは、私独自のデザインのカードでブロンズ会員以上で得られるサービスだ。

レギュラーメンバーであっても、下記のようなカードデザインが得られる。

また、ブロンズ会員以上であると、以下のようなアワードも得られる。これは、日本の全エリアと交信したときに得られる(ただし、南極との交信が必要)アワード。


それから、eQSL.ccが提供してくれている個人Webもある(下のリンク)。このようにとても有用である。eQSLの登録方法については、次回のブログで紹介する。



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