アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

最近のDX 交信の楽しみ方・・・

秋のコンデションとなり、私の好む7MHzは、21時以降にワッチしても国内局は殆ど聞こえないようになってしまった。しかたがないので、数回のCQの後、3.5MHzに移って国内交信を楽しむことが多くなった。一方、日が傾くようになって、23時頃から北欧を中心に7MHzで信号が聞こえるようになってきた。このときは、同時に北米方面も開けており、まず、その信号を聞くことが楽しみになった。
ご存じのように、今はインターネットで公開されているSDRが世界に点在している。
このSDRは、ほぼ、おなじインターフェースで公開されており、その地域から聞こえる信号を聞くことができる。とくに、SDR.huで公開されリンクされている個々のSDRはとても興味深い。

私はこのSDR.huでリンクされている局を聞くのではなく、ウォーターフォール画面で周波数と信号を確認、その周波数において、自分が聞いたらどの程度で入感しているか、実際に交信ができるかを試している。表示は見るものの、実際に聞くのは無線機からであり、その地域で聞いたのと、どう違うかを楽しむことにしている。
特に、7MHzで23時頃というと、モスクワ近郊やフィンランド周辺のSDRがとても楽しい。フィンランドのSDRを聞くと、どれも皆、雑音が少なく、非常に質の高い受信環境なようだ。また、23時頃となると、コンデションの良し悪しにも拠るが、自分の信号も見えることがある。SDRの使っているアンテナもわかるので、自分の信号が相手にどの程度の強さで届いているかも理解できる。
フィンランドのSDRでは、日本時間の23時~0時頃においては、ロシアや西欧もきちんと聞こえている。私の設備では、強い局はほぼ確実に入感し、すこし弱くても、西欧でなければ、入ってくる。ここでは、先に申し上げたように、ウォーターフォールでみるだけで、決して信号自体は聞かない。故に、自分の設備できちんと相手を把握し、かつ、こちらから呼びかける。
これは意外に面白く、自分もそのSDRに見られる信号の1つに数えられるからだ。

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