アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

6月26日 夜の国内コンデション

夏至を過ぎ、夏型のコンデションが続いているようである。海外(DX)については、最近、あまりやっていないので不明であるが、色々な方のレポートを見ると、SSN値からみるほど、悪い状態ではないように思える。
6月26日、会社からの帰宅は20時半、夕食が終わったときは既に21時をまわっていた。Esによる国内コンデションは、18MHzがある程度指標になる。18MHzで国内QSOが行われていないなら、21MHzは望み薄だからだ。バンド幅が狭い18MHzでQSOをしたいという思いではなく、あくまで21MHz以上の状態確認のためである。18.120MHz付近でSSBのパイルが見られる。JAだけでなく、UAやHL局も呼んでいる。それも、オンフレ(同じ周波数)でのパイルであった。コールはVK9AA, Chirstmas.IsのDXペディションのようだ。アンテナを南西に向けたら、59で入感。このバンドも2エレHB9CVであるが、7MHzよりもゲインが高く、キレもある感じだ。聞いていると、アジアだけでなくEUからも呼ばれているようだ。十数回のコールの後、"ILL"をとってもらった。プリフィックスを聞かれたので、呼び返すと、”Italy"で始まるためか、イタリアの局がどうも複数、呼んでいて潰されているようだ。何回も"Stand by"の声が響くが、イタリア局らはひるまずに呼んでいるようだ。4,5回繰り返して、漸く、フルコールを取って頂いた。まだ、JAの方がマナーがいいかな?と思える。
QSOが終わり、21MHzに移る。今日は北海道方面は何も聞こえない。南南西に向けてみると、弱々しく信号が聞こえてきた。この時間では致し方ないかと思いつつ、周波数をすこしずらしたら、21.210MHz付近でS9+30dBぐらいSメーターを振らして6エリア熊本局が入感。JF6DRMさんであった。設備は50W+4エレとのこと。地上高が高いためか、今、聴こえる局で一番強い。40分ほど、お相手して下さった。ありがとうございました!
21MHzから7MHzに移ると、7.104MHzでJA8BTCさんがCQを連発。S9+40dB以上で入感。こちらで聞こえる7MHzで一番強い局であった。聞けば、アンテナシステムからパワーまですべてが凄い。おかげで、安定したQSOができました。

安定化電源 その2

6月24日、今日は朝から田植え(千曲市は全国的にみても田植えが遅い)を行い、終わってから、長野ハムセンターに出かけた。まさに、最近の悩みの種である安定化電源からの唸り音を無くすための新安定化電源を入手するためである。自宅から長野ハムセンターまでの距離は約20km程度あり、車で30分程度の時間がかかる。到着し、30A程度の電源が欲しいこと、TS480HX用に購入した40Aの電源はトランスの唸り音が大きいことを話した。30A用ではトランス式とスイッチング式の2通りがあるようで、効率が悪く思いトランス式は選びたくないため、スイッチング式とした。スイッチング式になると、唯一心配なのは、スイッチングノイズの影響である。最近のスイッチング電源は、無線機用ということで十分に考慮されている筈なので、迷いなくスイッチング式を選定した。
帰宅し、40A電源の上に30A電源は鎮座したアルインコ製DM-330MVである。

早速、TS480HXを200Wに設定し、21MHzでバンド内の状況を確認した。ノイズの影響はなく、いたって静かである。SSBにてCQを出したら、唸り音は全く発生せず、なにかパワーも十分に出ているような感じがする。
TS480HXの故障からはじまり、電源の故障、これらを回避して、ようやく200Wとして普通な運用が可能となった。
週末は、DXはあまり聞こえてこず、Esを利用した21MHz以上の運用が主となった。

安定化電源

TS480HXは、200W出るが、ただで出るのではない。終段のアンプは100Wが2つ載っており、それを合成しているようだ。すなわち、同時に100W機2台分の電力を必要とする。どのように電力を得るかというと、13.8Vの安定化電源から、40A相当を取り出すことが必要である。
そこで当初GZV4000という第一電波の安定化電源をTS480と併せて購入した。しかし、この電源は大変な代物で、CWではよいが、SSBとなると、30A以上で内部のトランスが唸り音を発生する。最初は電源内蔵スピーカへの回り込みかと思って、対策をしたのだが、無意味であった。仕方がないので、以前に使っていた30Aのトランス式安定化電源を使ってきた。しかし、この安定化電源も、最近、唸り音が酷く、電解コンデンサを全て交換したがまだだめのようである。背面のヒートシンクのへんからの唸り音のようであった。このため、SSBではコンプレッサを使うことはできず、また、唸り音が疲れを増長するため、いよいよ、XYLに要望した。回答はOK!、ついでにヘッドホンが欲しいことを言ったら、これもOK。
昨日はいろいろとXYLにとって良いことがあったようで、このようなときに、しっかり、お願いをするものだとつくづく、いままでの自分を反省した。
いずれにしても、この土曜日に安定化電源とヘッドホン(セット?)を調達したいと思う。