アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

WSPRによる7MHzの状況

晩秋のコンデションとなり、いよいよ、7MHzなどのローバンドでのDXコンデションが最高な時期を迎える。サイクル24から25に切り替わる太陽活動極小期の伝播状態はどうなのかを探るため、WSPRで夜間、ビーコンを送信し、受信レポートをWSPR.netにて収集し、分析を行った。
WSPR運用は、7.4016MHzで2019年11月5日13:54UTC(22:54JST)~22:12UTC(7:12JST)までの間、アンテナは2ELE八木(330度方向)、送信出力は5Wとして運用をした。
そこで得られた受信レポートを分析、最も強い信号の報告の局数をエリア分けしてグラフ化した。

上記の通りである。横軸は時刻(UTC)で例えば、14:00UTCの場合、13:00~15:00UTCの範囲で最強度の信号レポートのあった局数をカウントしている。
北米は、16時台(JST1時)が一番良かった。欧州方面は22時台が良く、特に6時半頃の日の出時間直後が最高となった。また、この傾向は日本国内も同様であった。
オセアニア方面は、朝方まで安定して入っているが、特に北米と同じような傾向がある。また、北欧は、朝方よりも23時ぐらいの方が良い状況であった。
7MHzで北欧を狙うなら、朝方でなく、日本時間の23時頃のほうが良いようだ。
いずれも夜中3時ぐらいはあまり状態が良くなく、中央アジアあたりからのレポートがあるのみだった。

×

非ログインユーザーとして返信する