アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

FT8によるDX交信

この週末(7月20日・21日)のDXとの交信は、総51局である。特にコンテストがあった訳ではなく、これだけの局数との交信ができた。その内、モード別に分けると、FT8が40局、CWが11局、SSBなどは無しである。このように、DX交信の8割が現在、FT8に頼っているのが現状である。
CWについては、朝方の7MHz及び10MHzでのEUとの交信が中心である。自分のFT8が極めて多い理由は、以下の通り:

  • コンデションが悪く、他のモードでは聞こえすらしない
  • 珍しい局がFT8に出ている
  • FT8の交信時間は1局1分で交信でき、効率がよい
悪コンデション下でのFT8はとても有効で、例えば7MHzでの1A0Cにおいては、CWでは殆ど聞こえないレベルでJAのDXerが必死で呼んでいても応答が無いのに対し、FT8では3波が同時に出ており、比較的早く応答が届いた。18MHzでのDXなどでは、今年のコンデションは最悪でCWですら聞こえないのに、FT8では安定して沢山の局が見えた。
また、珍しい局が最近FT8に出没する。最近、FT8で交信した私にとってめぼしい?エンティティは、モーリタニア、カナリア諸島、マルタの騎士団、ガーナ等がある。18MHzでのモーリタニア5T5PA局などは、CQを出して空振り状態となっていた。驚きである。
さらに、FT8の効率よさ、DX Peditionモードでなくとも、ほぼ1分で次から次へと交信ができる。私はCQをだした際、複数局から呼ばれたら、リストの上から順番に呼んでいく。その局が交信中の場合は、暫くして呼びなおすと途中からでも交信が成立する。すなわち、RR73と73を交わしていない局は、後からでも交わすことができるようだ。
そんなことから、私の場合、初めは聞こえている局で珍しいコールを呼ぶ、それから、CQで暫く応答が無くなるまで交信を続ける。応答が途切れたら、そのときの運用は止めるという方法で行っている。
×

非ログインユーザーとして返信する