アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

5月6日-GW最後の日

今年は、4月27日~5月6日の10日間のGW(Golden Week)を得ることができた。5月6日は、その最後の日、この連休、結局、あまり活動もせず、無駄に時間を過ごしたことも多かった。また、5月4日に発生した大きなEsに対する期待は、5月5日には結果として得られず、残念な状況となった。5月6日を有意義に過ごそうと思ったが、普段から無駄に時間を費やしているため、今さら・・・ということもあった。
朝5時前に目が覚め、7MHzのCWを聞いた。やはり、この時期は冬季に較べてノイズレベルが高く、信号は弱い感じだ。欧州から聞こえる信号も、東欧より東だけであった。聞こえる局と幾つか交信を行い、10MHzにQSY、CWが殆ど聞こえないので、FT8に移って漸く交信が成り立つ。その後、7MHzのCWをしばらく聴き続け、移動運用等で出ている局を5W程度の出力で呼び続けた。
長野地方は、昼ごろから雷雨の予報。雲行きが怪しくなってきたので、念のため、アンテナを下げる。暫く、仕事から離れていたので、翌日の用意をするため、メールチェック、必要な文書を作成する。16時半頃に、ツイッターをみたら、Esの発生、そしてそれも、強いとの報告があった。居てもたってもおられず、18MHz帯のCWを確認、18.090~18.100の間にひしめくように各局の信号があった。
習慣的なのか、18MHzでのCWの運用は、18.068〜18.100MHzのうち、国内交信には18.090〜18.100MHzの間を多く使う。18.068〜18.090MHzはDXとの交信、特に18.068〜18.080MHzはDXウインドウのようだ。
この時間に18MHz CWが混んでいる理由は、想定であるが、18MHzのSSB周波数帯は、18.110〜18.168MHzのたった58MHzで単純計算で19組しか同時に交信ができない。更にEsのような特異的なコンデションでは、比較的安定している18MHzでも、短時間の交信が必要とされる。短時間の交信をする上で、CWは比較的に効率が良い。SSBも早くすれば十分に効率が上がるのだが、一般の交信ではあまり省略することは好まれないためだろう。結果的に、16:50から呼び始め、かつ、CQランニングにより、17:20前までに17局と交信した。呼びまわりでは、パイルで待たされることがあるので、1回のQSO間隔は、2〜3分程度を要するが、CQランニングでは、30秒程度で終わらせている。効率はすこぶる良い。雲行きを心配しながらの交信し、17:20には交信は切り上げ、同軸コネクタを外し、無線機の電源を落とす。この後、直ぐに雷鳴と共に雨が降り出した。例年よりも早い雷雨がやってきた。ちなみに、一昨年は5月31日、昨年は5月16日頃?、着実に雷雨の時期が早まっている感じがする。
仕方がないので、夕食の買い出しに行く。今日はセカンドが望むカレー作りの日である。雷雨の中ではあるが、近くのスーパーに行き、カレーの材料を買ってきた。しばらく、カレー作りに専念し、夕食を取った。雨も小ぶりになり、落雷の恐れも無くなった21時にタワーを上げ、再び、QRVする。ターゲットは21MHz、Esによるコンデションは大分落ち着いた感じだが、まだ、6エリアが聞こえる。6エリアを中心に、7局とQSO。相手の信号が落ち込む22:10頃までの交信を続けた。交信終了時点で、バンド内で聞こえる局は無くなっていた。
更に7MHzにQSYする。Es発生時の7MHzの夜のコンデションは結構いいからである。23時近くまで6エリアの3局とQSO、最後にVK5FSAMさんから呼ばれて7MHzの交信を終えた。更に14MHzにQSYして、DXを聞いたが、スリランカのアクティブ局1局との交信のみでGW最後の日の交信を終えた。

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