アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

3月8日?(アメリカ放題)

現在、滞在しているところは日本から-15時間の時差があり、実際にブログへの更新がいつなのかが判らなくなってきた。
今回はアマチュア無線が出来ないので、もうひとつの無線である携帯電話について話したい。現在、私はソフトバンクのiPhone 6Plusを使っている。ソフトバンクでは、iPhoneの利用者に対して、アメリカへ行ったときに2通りの接続形態をサービスとして提供している。それは「海外パケットし放題」と「アメリカ放題」である。この2つのサービスがあるのが今回、非常に悩ましい結果を生んでいる。
アメリカ放題は、現在(2017年3月8日)のところ、無料サービス中とのことで、無料で電話やパケットデータ通信を行うことが出来る。一方、海外パケットし放題は、1日当たりの上限が2,980円までで対応できる。すなわち、アメリカ放題ならば、アメリカ本土で契約されている接続先ならば、毎月契約中の金額が変わることなく、アメリカで使うことができるという、とても優れたサービスである。当然、アメリカに来たら、このサービスを使うように設定するのだが、これが悩ましいのである。
アメリカ放題の場合、キャリアの設定を自動として、データローミングをOFFで使うことが前提。キャリアは「Sprint」以外はこのサービスを使うことができない。また、キャリアの設定を自動にしないで、Sprintを選んでも使えないのである。自動にしておくと、当然であるが、電波の強さが変わると、Sprintでなく、他の接続先に自動で切り替わってしまう。すると、そこで通信をするとなると、良くて「海外パケットし放題」に、下手をすると無契約の接続先に接続されてしまうリスクが常に伴う。私の滞在ホテルでは、Sprintの信号がとても弱く、いつも自動でT-Mobileに接続されてしまう。その場合、一旦、自動を切って、Sprintを選択、そして自動に切り替えれば、電波が弱いながらもアメリカ放題が使えることもある。
初日は、なんとか、Sprintが繋がったが、2日目以降はさっぱり繋がらなくなった。そのため、いつも接続先はT-Mobileとなっており、その信号が強いが通信をすると(データローミングをONしていないので、データ取得の操作をしなければ通信は行われない)、海外パケットし放題の金額が請求される。なんど、通信の誘惑に陥ることになったことだろう。わざわざ、このような方法をとっている理由があるのだろうが、Sprintはまさに悩ましい接続先である。
アマチュア無線は、電波使用料などの支払が必要であり、機器や設備が高いし、通信も安定していないのが現状である。携帯電話は便利であるが、常にサービス会社からの料金搾取の誘惑を受ける。それでも、便利さが勝のだろう。

3月6日(出張)

今日は久しぶりの海外出張、出向き先は米国テキサス州、朝10時に家を立ち、3月7日の日本時間の12時過ぎに到着、飛行機を3回乗り継ぐ、1日をかけての移動となった。
今回、ARRL DXで悪コンデションのせいか?波の上でも、とても遠く感じた米国であるが、来てみるともっと遠いと実感する。JAの朝方はこちら米国では夕方であり、まさにJAから夕方の欧州を狙うのと同じ感じだと思う。残念ながら、今回、飛行機の窓際の席ではなかったので、外のアンテナなどを確認することはできなかった(ちなみに、飛行機のような長距離移動では、窓際より通路側の方が好まれると思います。通路側であれば、トイレのときに他に配慮する余計な心遣いがありませんので・・・)。
今日は疲れたので、ここまで・・・。

3月5日

ARRL DX PHONEコンテスト2日目、今日も21MHzを聞くも、コンデションが悪く、北米の強い局の信号も弱々しく、0エリアのKW局ですら、なんとか取ってもらっている様子、仕方がないので、18MHzのJT65モードで朝方はオンエアした。午後になり、午後2時ぐらいに21MHzを聞くと、18MHzよりも強くEUロシアが入感、最初はJT65にてQSOした。JAを含め、幾つかの局が同じ局を呼んでいた。コールは9X2AW、アフリカのルワンダ共和国の局で、JT65ではあまり見ないアフリカ局である。JT65でのパイルアップはどのように呼べばいいかというと、もちろん、オンフレでは呼ばない。相手から、少し上側の周波数にずらす。マルチデコードなのでこれはそのまま、ずらすだけでいい。そして、ここが重要、相手のコール、自分のコール、そして信号強度を一緒に送る。間違っても自分のグリッドロケータコードを送ってはならない。そうすると、相手は少なくとも4分分の時間が必要になる。相手から、信号強度が返ってきたら、QSO成立、ある面とても簡単であるが、それでも、1QSOで2分を要する。
、コンデションが上向いてきたのを見計らって、SSBに移ると、S9+10dB以上でモスクワ近郊の局が出ており、CQをコール、100Wと5エレ八木とのことでとても信号が強い。その下の方で今度は自らがCQ、同じ辺からコール、QSBを伴いながらもやはりとても強い。4エレ+KW局であり納得。でも、5エレ+100Wも同じぐらい強かった。それから、21.070MHzのpskモードに移り、CQを出す。今日はロシア以外に東欧の局からも呼ばれた。21MHzのコンデションが良かったようだ。
それから、18MHzのCWが結構よく、CQを出すと沢山の局が呼んできて下さった。その後は、7MHzのJT65、3.5MHzのJT65で楽しんだ。
ARRLの方は、あまり局は伸びなかった。