アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

2mでのラグチュー

最近はSSNの低下が著しいせいか?極めてコンデションが低迷している。現在、3.5MHzのアンテナを下ろしたために、使うことができるのは7MHz以上のバンドとなっている。更に50MHzのアンテナを下ろしている為、それも使えず、このコンデション下ではQSOが望めるのは7MHzのDXか、2m、430MHzだけのようである。
1月17日は7MHz CWでジャマイカ局とQSOできたものの、パイルもなく呆気なく出来てしまい拍子抜け。その後、コンデションが今ひとつ、パッとしないので2mにQSYした。CQを出すと、久しぶりの方々からコールがあった。
お一方は上田のOM。最近、上級免許を獲得されたようでした。現在、QROを申請中とのこと。これから14MHzへのQRVが望めるので、DXとの交信にとても期待されておられた。国内も良く飛ぶバンドなので楽しんで頂きたいと思った。
次の方は9エリア、富山県高岡からのコールである。やはり2スタックの八木を利用されておられ、アンテナの良さに助けられたと思う。430MHzでは夏になると日本海ダクトが発生し、遠距離QSOが可能になるとのこと。羨ましい!
続いて、安曇野のOM。デジタルモードを楽しまれているようでした。FT8の情報を交わしました。
最後に長野ローカルとラグチュー。23時を過ぎても部屋が変わった為、QSOが可能になった。
暫く2mで楽しむのもいい。

QROの準備

現在、総通にQROの申請をして、変更許可を頂いたところである。現在のTS-480をベースとしたHFの設備に増設して電力増幅装置を付加するものだ。
QROを検討する中、一番はどのバンドのどのモードで出力を得るか?という検討と財布の中身との相談になる。
今より二十数年前には、TL-922を持って、7MHzと14MHzの2バンドで500Wの許可を得たことがあった。
今回の方がアンテナ、立地、設備的に良い条件である。
接地や電源、ケーブル引き回しを考えて、シャックの場所を変更した。また、運用しやすさも考えて、テーブルを作製し、レイアウトを変更した。今回の目玉となるリニアアンプは、ヨーグルトの国ブルガリア製のacom 1000というものだ。終段に4CX800Aを用いたハイデューティなリニアだそうだ。まだ、電源工事などは済んでいない状況であるが、外観が大きなステレオアンプのようで質が高い外観である。160mから6mまでをカバーし、VSWR3まで出力を出すことが可能のようだ。現在、少しずつ、準備を進めている。

ダミーロードは試験では必須である。インターフェアとしても、電源系の確認には必須である。1kw用にはMFJ-250Xがあり、入手。トランス用絶縁油も購入した。200W投入では温まることもなかった。

フィルター類の準備は重要である。基本的にリニアを使う場合、フィルター無しは有り得ないと思う。ローパスフィルタは中古で譲って頂き、3kw耐力品を入手。1kw PEP品は300W CW程度しか能力がないようだ。電源系のコモンモードフィルターは自分の手巻きである。

それらフィルターは安全も考え、電気用の配線板に組み込む。

エキサイターとなるTS-480も分離をするため、コアを利用してコモンモードフィルターを用意。


このように、少しずつでも進めて行くことに楽しさを感じる。

新しいシャックのレイアウト

成人の日を使って、新しいシャック(無線部屋)のレイアウトを行った。今までのシャックは、1畳半程度であり、とても狭いところであったが、XYLの許可の下、6畳程度の部屋に引越し、完全に自分の部屋にしてしまった。
これがそのレイアウト:

従前から使っていた木の机はそのまま使って、更に左側にセカンドの使っていた学習机の書棚入れを置き、テーブルの高さを上げた。
机のセンターは、私のメインHF機TS-480HXである。ローテーターのコントローラは、その左側に配置した。キーを打ちながら、ローテータをまわすことができるようになった。HF機の右横には大きな黒い巨体が幅をもって置かれている。これは、先日、変更許可を頂いたQROのための付加装置である。まだ、置いただけで、なにも接続していない。これから、ゆっくり、フィルタなどをそろえながら、設備を整えていく。
パソコンは、左側の脇机の上に配置した。ここに置くと、無線機のメインダイヤルが見れなくなるが、PC側にコントロールソフトが置かれており、ログを使っているときはPCを見ているので問題はない。
PCの下側には、電源とIC-7000を配置。IC-7000は、VHF/UHF用のリグになった。
センターのローテータコントローラの上には、インターフェースSB-2000を置いた。このSB-2000の正面インジケータは、黒色テープを貼った。インジケータのフリッカがまぶしく、チラチラと気が散るためである。
インターフェア対策やケーブルの引き込みなどを想定すると、これがベストかどうかはまだ不明であるが、まずはこれをベースに検討していくことにする。