アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

18MHz WSPRでのコンデション把握

サイクル25を迎え、初めてのSSN100越え、連日、夕方から夜間にかけて、DXが聞こえるようになってきた。久しぶりにWSPRによって、コンデション把握を行った。
行った周波数は、18MHz、日時は2021年9月11日17:50~24:50までの7時間あまりである。調査に使ったシステムは、IC-7610と18m高の2エレHB9CVであり、アンテナ方向は330度固定、すなわち、欧州局狙いである。出力は5Wで欧州局からのレポートで判断をする。信号強度的には50W+DPと同じと考えていいと思う。-20dB以上ならFT8による交信可能と思えばいい。
理由は、夕方から欧州各局が18MHzで聞こえるようになるが、最も良い時間帯は何時なのかを1回だけの計測であるが、それほどのブレはないと判断して計測を行った。
参考まで日没時刻は18時ちょうどであった。


まずは、北欧の局からである。

フィンランドのOH6BG局のレポートであるが、いくつかのピークがみられる。夕刻の18時ぐらいから入感しており、短時間で上がったり、下がったりしている。
ルクセンブルクの局からのレポートである。

やはり、18時ぐらいに少し上がっていたのかもしれないが、その後、急低下し、22時前に上昇している。
ドイツからは複数の局からレポートを頂いている。

21時半から22時半にかけて、沢山の局からレポートを頂いている。もっとも良いレポートを頂いたDJ4FF局はダイポールアンテナとのことで、50W+DP で電信であれば交信できるかもしれない。
欧州各局からのレポートは以下の通り。

みな、22時ごろがピークを迎える。
EA8局、アフリカのカナリア諸島である。

欧州と変わらず、22時前後が強く、これもDP+50WならCWで行けそうな感じである。
もしかするとビームアンテナを用いておられたかもしれない。
次はお近くの中国。

中国局とは、17m Bandであまり交信はできてない。時間と共に信号強度が低下している。やはりアジア圏内は日中が良いみたいだ。

最後に、日本国内。Esによる交信が主だと思うので、あまり参考にならないと思う。


結語:
欧州との交信を希望する場合、21~22時(JST)がいいと思う。18MHzは21MHzよりも安定して入感することが言われている。是非、ためしてみてほしい。

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