アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

All Asian DX Contest SSB

この週末(9月7日~9日)に行われたAll Asian DX Contest(略称 AADX Test)に参加した。このコンテストは、6月に行われたCW部門と異なり、SSB部門である。このSSB部門は、大きな設備を持っている局なら問題ないと思うが、私のような比較的小規模な設備の場合はSSBでは歯が立たないバンドが多いので、今年もオールバンドで参加させていただいた。
昨年の成績は、164局、25728点という結果であったのに対して、今年はより厳しい結果になった。

すなわち、局数は128局と昨年よりも36局も少ない。14MHzが主原因である。

また、自分の体調にも理由がある。今年は先週行った中国出張の後、花粉症と風邪を併発し、あまり状態が良くなかった。更にコンデションがいまひとつで、14MHzではEU方面を含め、あまり聞こえなかった。2日目の夜は、近づく台風15号の影響らしく、夜には雷雲が近づき、アンテナを下げて、そのまま、3日目の朝を迎えた。3日目の朝は、5時半に起床、バンド内をみたら、結構賑わっていたので、アンテナをあげに行った。上げた後に、覗いてみたら、殆どが弱くなったり、QSY?していたため、交信に至らなかった。グレーラインの時間帯はコンデション変化が大きいようだ。

今回は、7MHzを中心交信、特に昨年よりもEU方面の局数がいくらか善戦した。自分の反省点、気付いた点を以下に記す。


まず、ACOM1000の出力が出なくなった。昨年は余裕で1kWまで到達したのに、今年は800Wまでしか出ない。厳しいときは、200W差が重要なのである。ディラー曰くGU74B(4CX800A)の劣化のようだが、確かに心配していた「プレート損失800Wなのに、1kWだせるの??」である。僅か?1年半の使用で球がボケてきたのかもしれない。球は意外にも高いので、いま、躊躇している。これだったら、ACOM1500かVL1000が良かったのかも??と思っている。やはり、ACOM1010のパワーが本来の球の実力だったのかもしれない。メーカーは欲張ったのかも??
今度買うときは、VL1000かIC-PW2辺りにしようっと。


それから、曖昧な私のアンテナシステムを感じた。いつも、コンテストに出ると、常連さんが多いので、呼び合いが生じたりする。コールを聞くと、いつも負ける相手は常連のように負けるのである。それは、圧倒的な信号差があるからで、7MHzであれば、30m近い3エレの局、14MHzであれば5エレ、6エレの局、本当に極めて本腰をいれている局は強いし、耳が良い。わたしはどっちつかずなので、それなりなのだ。


最後に、今回交信した相手の平均年齢は・・・47歳ぐらいのようである。

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