アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

QSLカードの作成

今年の1月にQSLカードが底をつき、3000枚を注文したが、8月になり、既にQSLカードは残り200枚程度となってしまった。3000枚を注文したときは、某メーカーに出して、約2万円程度の出費、3000枚ならば、この程度かとも納得したが、XYLにこれを許してもらうことは結構大変であった。そして、これを使い切るには2年間程度を要すると話して、それならば・・・ということで大枚をはたいて注文をした。QSLカードとしては、質も良く、サービスも良く、問題は無いのだが、如何せん、コンテストやら何やら、すべてのQSOでカードの発行を考え、実施してきているため、3000枚のカードも瞬く間に減っていってしまった。更に、2万円を出費することは、そんなに無線ばかりしないで!というお言葉を頂戴する羽目になることは明らかである。
今回の使う会社は、以下の印刷会社のイロドリさんである。



既にこの会社には、以前に別の目的でチラシを数千枚、注文したことがある。非常に、仕事が早く、質もよく、何といってもコストが安いという会社である。いままで、パンフやチラシ印刷のため、激安の印刷会社を探したことがあるが、ここまで安いのは見つからない。まさに、印刷業界の価格破壊をまねく会社の最前列にあると言えよう。
ここでも、QSLカードを作っている方が見受けられた。それならばと、私もここに依頼をすることにした。
ここに依頼する場合、QSLカードのデザインは、自分で作らなければならない。私の場合は、以前にマクロメディア(現アドビ―)社のWebdesignツールであるFreehandやFireworksなどを持っており、これを用いることにした。チラシなどを作る場合は、普通、Freehandを使うのだが、写真が中心の場合は、Fireworksの方が便利なようだ。文字の編集、特に飾り付けなどは、色々なソフトがあるので、それらを使って記載すると良いと思う。投稿は、PDFやらjpgで問題なく、私はjpgで投稿した。
イロドリへの依頼内容は以下の通り(参考まで)。
[商品名]ポストカード、私製はがき印刷
[用紙]アートポスト180kg
[出荷までの日数]7日[種別]片面フルカラー
[部数]1,000枚
[単価]2,229
[数量]1
[オプション1]サイズ指定(ポストカード):100×148mm(限定サイズ) 0円
[オプション2]MS Officeデータ ⇒ PDF変換作業 (+最大1日):Officeデータ以外で印刷(料金・納期追加なし) 0円
[オプション3]表裏関係:なし(片面印刷) 0円
片面印刷で、レポート欄はハムログで作ることにした。
価格は、2,407円(税込)である。
出来上がりは以下の通り。

今のところ、問題はない。DXに郵送する場合は、上部を切って対応する予定。

7MHzでのDX

8月27日、夕食後に7MHzにQRV。ワッチを行い、今までQSOをしたことが無い局を探す。自分のアクティビティが高いせいか?聞こえる局の殆どはハムログ上でQSO済み。CQを出さずにQSOしたいという変な?気持ちもあり、ひたすらワッチ。少し高いところでパイルが聞こえる。南西に向けたビームからもHK3TKと聞こえてくる。北東に向け直すと59でしっかりと入感。JA局はコールをふるに取ってもらえずに悪戦苦闘。やはりハイパワー局は余裕にとってもらっているようだ。中には相手の信号を十分に聞き取れない局もあるようだ。相手のスタンバイなどが掴めないまま呼ぶ局も聞こえる。このような局は例え1KW局でも大概はコールバックは無い。問題は自分のコールをきちんと取ってもらえるかどうか、である。残念ながら、私の設備(200W+2エレ)ではそれ程強く飛んでないようだ。7MHzは混信やノイズの影響を受け易く、信号がある程度ないと了解度が落ちる。
私の届いている信号は正にそのレベルなのだろう。しかし、コールの確認を喘いでいると、助け舟なのか、アシストする局が現れた。結局、アシスト局により、全てのコールが相手に届けられた。レポートは57、アシスト局へのレポートであり、私へのレポートでは無い。アシスト局は他に待つ局に気を使って?アシストされたのだろうけど、非常に後味が悪い結果となった。
さて、振り返りをすると、7MHzでのSSBによるDXは、相手のアンテナとコンデションに寄るが、私の設備では200Wではやはり厳しい感じだ。これがCWならば、50Wでも余裕なのだろう。実際、昨日、7MHzでKH6(比較的易しい所でもあるが)を5Wで、それも国内局が他に呼ぶ中、ピックアップして頂いた。その違いは、SN比の違いで、フィルタで絞り込むとノイズレベルが下がっていき、相手の信号が浮き上がってくるためだ。これがCWの楽しさなのかもしれない。200WにQRO後、聞こえるところは殆どQSOできるのがCWである。
JT65はもっと凄い。10Wから20Wそこそこの出力で世界中とこの7MHzでQSO出来てしまう。簡単すぎて面を食らう。聞こえていれば、設備の差は取ってもらう順序に影響なく(私がCQを出して同時に複数局から呼ばれた場合、信号の弱い局から取る)、幅広い運用に対応できる。私は7MHzで過去に2回のOne day WACを行なっている。ただ、機械的なQSOと1QSOが6分という忍耐が必要。7MHzでどうしてもDXとQSOしたい局にとっては、ほぼ確実にQSOできる方法と言える。私は、5m高のツェップで試したことがあるが、見えさえすれば、アンテナの差は無いと思った。2エレならば、まだ、通常ならオープン前の地域と先立ってQSOできる。
7MHzでのDXは色々なモードで楽しむことが可能であるが、2エレレベルのアンテナなら、以下のように言えるかもしれない。
SSB やはり1kwが欲しいな!
CW 50Wもあれば十分かな?
JT65 2エレもいらない。10Wそこそこでも楽しめそう!

夜のQSO

コマーシャルから帰宅し、QRV可能な時間は大体、夜21時過ぎが多い。その場合は、まずは21MHzの国内、18MHzの国内外の状態を確認する。やはり、21MHzが良コンデションであれば、新しい方との出会いのチャンスが多いので、21MHzを選択する。18MHzは少し狭いだけでなく、ノイズっぽい感じがするので、21MHzが開けていないときにのみ、QRVする。それでもダメな場合が多いので、その場合は7MHzに結果的にQSYしてQRVする。最近は、夜聞こえる局の殆どはQSO済みの方々ばかりなので、やはり少し呼ぶのをためらってしまう。強い局(S9+10dB以上)の場合は、5WのQRPで呼ぶことにしている。22時ぐらいになると、コンデションがある程度、落ち着くので、200WでCQを連呼し、呼ばれない場合は、CWにQSYする。昨晩は、KH7XS局がQRV、599++で入感。5WのQRPで呼んだら、一発でコールを頂いた。
その後、最近の自分は、14MHzに移る。14MHzでは、SSBを除くモード、すなわち、CW,PSK,JTというものでQSOする。なんといっても、醍醐味はCWでの14.040MHz以上でのCQである。