アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

7MHzでのDX

8月27日、夕食後に7MHzにQRV。ワッチを行い、今までQSOをしたことが無い局を探す。自分のアクティビティが高いせいか?聞こえる局の殆どはハムログ上でQSO済み。CQを出さずにQSOしたいという変な?気持ちもあり、ひたすらワッチ。少し高いところでパイルが聞こえる。南西に向けたビームからもHK3TKと聞こえてくる。北東に向け直すと59でしっかりと入感。JA局はコールをふるに取ってもらえずに悪戦苦闘。やはりハイパワー局は余裕にとってもらっているようだ。中には相手の信号を十分に聞き取れない局もあるようだ。相手のスタンバイなどが掴めないまま呼ぶ局も聞こえる。このような局は例え1KW局でも大概はコールバックは無い。問題は自分のコールをきちんと取ってもらえるかどうか、である。残念ながら、私の設備(200W+2エレ)ではそれ程強く飛んでないようだ。7MHzは混信やノイズの影響を受け易く、信号がある程度ないと了解度が落ちる。
私の届いている信号は正にそのレベルなのだろう。しかし、コールの確認を喘いでいると、助け舟なのか、アシストする局が現れた。結局、アシスト局により、全てのコールが相手に届けられた。レポートは57、アシスト局へのレポートであり、私へのレポートでは無い。アシスト局は他に待つ局に気を使って?アシストされたのだろうけど、非常に後味が悪い結果となった。
さて、振り返りをすると、7MHzでのSSBによるDXは、相手のアンテナとコンデションに寄るが、私の設備では200Wではやはり厳しい感じだ。これがCWならば、50Wでも余裕なのだろう。実際、昨日、7MHzでKH6(比較的易しい所でもあるが)を5Wで、それも国内局が他に呼ぶ中、ピックアップして頂いた。その違いは、SN比の違いで、フィルタで絞り込むとノイズレベルが下がっていき、相手の信号が浮き上がってくるためだ。これがCWの楽しさなのかもしれない。200WにQRO後、聞こえるところは殆どQSOできるのがCWである。
JT65はもっと凄い。10Wから20Wそこそこの出力で世界中とこの7MHzでQSO出来てしまう。簡単すぎて面を食らう。聞こえていれば、設備の差は取ってもらう順序に影響なく(私がCQを出して同時に複数局から呼ばれた場合、信号の弱い局から取る)、幅広い運用に対応できる。私は7MHzで過去に2回のOne day WACを行なっている。ただ、機械的なQSOと1QSOが6分という忍耐が必要。7MHzでどうしてもDXとQSOしたい局にとっては、ほぼ確実にQSOできる方法と言える。私は、5m高のツェップで試したことがあるが、見えさえすれば、アンテナの差は無いと思った。2エレならば、まだ、通常ならオープン前の地域と先立ってQSOできる。
7MHzでのDXは色々なモードで楽しむことが可能であるが、2エレレベルのアンテナなら、以下のように言えるかもしれない。
SSB やはり1kwが欲しいな!
CW 50Wもあれば十分かな?
JT65 2エレもいらない。10Wそこそこでも楽しめそう!

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