アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

IBP BeaconとDXとの交信

以前に述べたように、14MHz以上のDXとの交信を行おうとする前に、そのバンドにおけるIBP Beaconを聞くように心がけた。
14.100MHzを聞いてみると、8月23日、今日はやはりインド洋まわりが開けており、欧州は閉じた状態のようだ。実際に、SSBではVUが21MHzでQSOでき、東南アジアも比較的良好のようだ。それでも、ロシア局が多く聞こえており、ロシアのJCCを得るために、14.046MHzにて、CQを連発した。すると、望みどおり、ロシア局が次から次への呼んできた。比較的に強いロシア局に混じりながら、東欧局も呼んでこられ、出来るだけ早くさばくようにした。バックには、フランスやドイツらしいコールが見え隠れしている。信号は、EUロシア局は、Sが7~9、結構強い。強いだけでなく、コールされると、指定無視で何度も何度も永遠?に呼んでくる。したがって、彼らを先にやっつけてしまわないと、バックの弱い西欧局は取ることができない。
しかし、コンデションは短いようで、弱いがS4程度で入っていた西欧局はノイズレベルの状態になり、確認が出来ないまま、終わってしまった。少し残念!
でも、今日も、少なからずのパイルを受け、少し得意になってしまった。14MHzの楽しさにはまりそうだ。

Premium Subscriberの登録

いままでQRZ.comでは、XML Logbook data Subscriberに入会していた。これは、ログデータをQRZ.comにアップデートしたり、ダウンロードしたり、そのデータをLOTWのサーバーとやり取りすることが出来た。すなわち、QRZ.comで提供しているAWARDにもログ情報により申請ができる。結構、使えるツールで、私は日頃のQSOを日本のメジャーなログソフトTurbo HAM Logで入力、ADIファイルを生成し、QRZ.comとeQSL.ccにアップしている。
今回、XML Logbook data Subscriberが期限切れとなり、更新する際に、10USDだけ余計支払うことになるが、Premium Subscriberに登録した。この会員の大きな特徴は、XML Logbookを扱う上に、宣伝広告が一切無くなるというものである。
広告が無くなることは、どれほど凄いかを見ていただこう。以下が広告がある画面である。

8個の広告が表示されている。
ログインすると・・・

情報が多くなった。
広告付きの場合、他のリンク先を押して、全てが表示を完了するまでは、約3秒程度要するが、広告が無いと、ほぼ1秒で表示されてしまう。ささっと、相手を確認するには誠に便利である。
金額的には少しかかるが、メリットは大きいと思う。

IBPビーコン

ツイッターでJP1DJVさんからIBPビーコンの存在を教えていただいた。OMは、IBPビーコンでのコンデションの把握をされておられるようだ。私は、今までこれらIBPビーコンの存在は知っていたが、利用したことは無かった。本当に使いものになるとは思ってもいなかった。
8月19日夜23時半、このビーコンを聞いてみようと思い立った。いままで、闇雲に23時になれば、北西の方にアンテナを向けて、CWでCQを出していたが、やはりビームを持っているならよく考えて電波を出す必要があると感じた。
ネットでIBPビーコンについて、調べたら、非常に有用なWebサイトをみつけた。それは、「IBP Beacon NOW」というサイトである。



IBPビーコンは、7秒間ごとに世界にある18局が順番に電波を発射するもので、時刻によりどこに出ているかを知る必要がある。このサイトのツールは、PCで、現在の時刻でどこのビーコンが電波を発射しているかが一目瞭然なのである。
ビーコンはコールを打った後、100W→10W→1W→0.1Wと切り替える。どのくらいの信号が聞こえるかもわかるようで、QRPの運用などには使えそうである。
周波数は14MHz帯が14.100MHz、18MHzが18.110MHz、21MHzが21.150MHzである。モードはCWモードで聞く。USBの設定なら、1kHz下の周波数できくと良いようだ。
実際に、8月19日の23時半に14MHz、18MHz、21MHzの各バンドでどのように聞こえるかを調べてみた。なお、私のこの時間帯の考えは、欧州方面が広く開けているイメージを持っている。

14MHzは、上記のビーコンが聞こえた。ロシア、東南アジア、中近東、南アフリカが開けている。LUアルゼンチンは、ロングパスのようだ。驚いたことに、欧州方面が開けていないのだ。

18MHzは、東南アジア、中近東、南アフリカが受信できた。14MHzよりも、緯度の低いエリアでの伝播があるようだ。

死んでいると思っていた21MHzでも、東南アジアからのパスは開いていた。実は、24MHzのビーコン(24.930MHz)でも聞こえていた。この時間でもハイバンドのDXは近傍なら可能ということなのだろう。
なお、VR2Bの信号はとても強く、0.1Wでも聞こえていたことも、お伝えしておく。