アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

我儘領域のHFアンテナ考

アンテナ、空にそびえるアンテナをアマチュアなら多くの人が夢見るだろう。CQ誌では一例としてアンテナ例を挙げられている。その殆どが14/21/28MHzのトライバンダーか21/28MHz+7MHz RDPであった。
しかし今の状況をみると、28MHzは魅力もあるけどオープンは極めて短い。7MHzのRDPは聞いたところによれば、あまり耳が良くなく、ワイヤーアンテナの方が良いとのことで、使われていないケースもあるようだ。
アンテナを検討する際には、やはり十分にローカルの意見などを聞き、慎重にすべきであろう。
最近の私のアンテナについて、改めて我自流の評価を各バンド毎に行ってみよう。1kwからQRP運用、FT8運用もこなすので参考までに呟きたい。
1.9MHz 現在、アンテナは無い。
3.5MHz CD社 CD78jr 24m長のZEPPよりも耳、飛び共に良い。2月に200WでEUとQSO。クラスタに上げられるレポートの局は大体聞こえる。
3.8MHz CD78jr 比較したことがないけど、JAがQSOしている相手は大体聞こえる。
7MHz NB42X 2エレ FB比は10dB、FS比は20dB程度。SWR帯域は広く7.005から7.200までSWR2以下。以外に耳が良い。10m高のVDPと10dB程度高いようだ。
10MHz NB42X ビームは7MHzと似たり寄ったり。それほど飛ぶとは感じない。
14MHz CD社214C 4エレ短縮ビーム。そこそこに飛びか?キレは21MHzより悪い感じ。5エレの局のQSOとはやはり耳が違う。
18MHz NB42X 耳は結構いい。1kwと組み合わせれば、パイルアップでも比較的早く返る。
21MHz CD社214C ローカルのCL15のOMの耳の方が断然に良い。時々5エレ以上が欲しくなる。
24MHz NB42X 現在のコンデションでは時々しか使わないので、十分すぎるという感じ。
28MHz NB42X 本当は使えない周波数なのだが、このNB42Xは完全に使える。それもFB比は24MHz並み。
50MHz 今は1/2λ GP。耳が悪い時は214Cを使う。2月まではCL6DXを使用。9エリアとのQSOは楽しめたけど、Es時はGPと同じかな?
144MHz ダイアモンド社 X300 そこそこの飛び。
430MHz 同上


国内局とのQSOを楽しみ、DXもそこそこ出来るのであれば、今の組み合わせは結構いい。バンドの主にようなパンチは無いけど、いつでもQSO相手はいる感じ。モノバンドアンテナなら、もっと良いかもしれない。FT8の運用はアンテナの弱さをモードで補えるのでいいかもしれない。

JA8への出張

仕事で北海道に出張した。二十数年ぶりの北海道、本当に久しぶりな旅となった。以前は自動車、オートバイでフェリーを使って何度か訪れた。当時の面影は分からずであるが、今回は新幹線と飛行機を使ったトンボ帰りの出張であった。故に北海道内では電車を用いた移動が主となった。


新千歳空港駅から札幌まで、進行方向に向かって左側の車窓を凝視していた。どうも、無線を再開してアマチュア無線のアンテナを気にするようになった。今回も、HFの大きなアンテナ、タワーを札幌駅まで目で追った。10基のアンテナを見つける事が出来た。7月22日の札幌での仕事を終えて、宿に向かう。今回、札幌市内での宿泊場所の確保ができなかった。小樽市内銭函にある民宿「慶正」殿に宿をお借りした。とても良い民宿で食事も堪能できた。


今回の出張ではカバンにVX-8Dを忍ばせた。ロケーションの問題や付属ホイップというアンテナの問題もあり、QSOはほとんど絶望と思われるが、試しにCQを出してみた。
すると、江別市のJH8VYHさんからコール、なんと50kmの交信であった。レポートは53であった。VYHさんとは何度かHFでQSOして頂いており、ここでお会いできた事、とても嬉しく思った。
6月23日に仕事の合間にCQを出してみたが誰からも応答はなかった。札幌からの帰り、航空まで反対側の車窓のアンテナを確認。結果は14基も確認できた。

良好な夜の7MHz国内コンデション

このところ、コマーシャルから帰宅後、最初にハイバンドの状態を見るようにしている。目的はDXではなくEsによる国内状況の確認である。夏至を迎え、20時を過ぎても21MHzで国内が聞こえていることが多くなった。特に強いEsの影響により、比較的近距離がバックスキャッターの影響を受けて、独特なエコーを伴って聞こえてくるのは凄く楽しい。それらの局を聞き、強く聞こえる方向を探り、すかさず呼ぶ。結構、色々なところが聞こえる楽しいひと時を過ごす。あまり安定していないので短時間しか開けない。

昨晩も21時ぐらいまで300km程度の近距離が開けていた。短時間のオープンで結局は仙台のOMとQSO出来ただけであった。恐らく信号もそれ程でないので、KW同士でのQSOがやっとというところだった。最初にベアフットで呼んだが応答はなかった。

それから、18MHzにQSY。少し聞こえたもののあまり芳しくない。7MHzにQSYした。

7MHzは最初はあまり良くなかった。Esの状態に影響するのか?ハイバンドのコンデションが落ち着いたら、信号が上がってきたようだ。国内ラグチューを楽しむ各局がほぼS9+20dB程度になったので、出力を5Wに設定し7.103MHzでCQを連呼、でも、気づいてくれないようなので、同時にCQ局も探した。ちょっと上で、1エリア局のCQを見つけ、5Wで呼ぶ。最初は57、後の方で59をいただき、近距離コンデションが良いのがわかった。7.103MHzに戻り、長めのCQ、複数局から呼ばれる。9エリアのOMとQSO、OMはモービル半固定とのこと。信号も強い上、当方の5W信号をきちんとキャッチして頂いている。その後、JG3DJXさんがコール。最大S9+10dB、相変わらず強い。1Wというから、1kwとは30dBの差がある。このような好コンデションなので5Wでも出し過ぎ?という状態であった。

昨年のブログを改めて見たが、この夏枯れと呼ばれる時期は、国内QSOと夜中の14MHzのDXに明け暮れていたようだ