アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

クロアチア CWコンテスト参加

まだ、途中であるが、12月15日23:00~16日22:59までクロアチアCWコンテストが行われている。これは、EUで良くあることだが、1エンティティでは局数が少ないため、全世界での参加ができ、クロアチア局(9A)との交信が得点が高く加算されるというものである。最近ではLZのコンテストに参加した。EUで行われるコンテストは、一般にEU圏内でかなり盛り上がるコンテストでもある。
参考までに以下にこのルールのページのリンクを参照する。

今回のコンテストは、時期も冬至に近く、且つ、ローバンドでの交信の得点が高いため、7MHzなどには始まって以降、多くのEU局が参加していた。私も、参加することに意義があるということで参加してみた。このコンテストでは、非アシスト部門が無く、また、ルールではアシストを許している。故に、今まではアシストを積極的に使わなかったが、今回は使ってみた。
Ctestwinには、telnetと接続が可能であり、この機能を試してみたかった。
使い方は以前にJP7GRUさんから教えていただいたが、もう一度、自分なりに設定を行ってみた。
(1)表示メニューでTelnetを選ぶ。
 Telnetはインターネット回線を使って、文字通信を行うものである。これを使うと、RBNなどの情報をサービスしてくれるホストのサーバーに接続できる。

(2)Telnetの接続ダイアログが表示される。
上のボタンが設定などを行う部分、真ん中はTelnetでの通信画面、下のボタンはその通信コマンドや直接、相手に送信するコマンド入力がある。

(3)接続ボタンを押し、ホストを選択。
JG1VGX-7が使いやすい感じがした。JG1VGX-9も同様。JG1VGX-8はデーター量が多い。他のホストはどうか分からない。接続ボタンを押すと、(4)の表示となる。

(4)ログイン
コールサインを打つようだ。送信ボタンを押さなくても、Enterキーでいいみたい。

(5)接続前の方がいいかもしれないが、制限、設定はしておいたほうがいい。
制限は、Ctestwinで得る情報を選定するようだ。以下の場合は、CWと周波数を限定した。


(6)設定を行う。結構、大切な部分である。
上のボタン表示は、ダイアログでの実際のボタンのコマンド内容を決めることができる。
データ流し込みは、Band Mapにどのような情報を流すかである。コンテストごとに設定
必要。備考を取り込むと、ホストによってはコンテスト参加の有無も得られるようだ。この情報はBand Mapに表示されるコールサインにマウスを近づけると表示される。
備考のCW速度に合わせるをチェックすると、RBNで測定されたCW速度にしてくれる。便利なようであるが、EU局は30WPM以上で運用している局も多く、応答率が高くなるとは思えないので、私の場合、後でチェックを外した。

(7)Band Mapを表示する。

得られた情報は、Band Mapに表示される。リグコントロールを有効にしておくと、そのコールサインをクリックすると、その周波数に移動、更に後はコンテスト番号を入れるまでに準備してくれる。とても便利(今まで何故、使わなかったのか・・・・)。


こうして、設定して運用してみた結果が以下の通り。


クロアチアCWコンテストというより、Ctestwinの紹介になってしまったけど、これを使うなら、Band Masterはほぼ不要となる。
コンテストではなく、通常のQSOに用いることができる。CWの送信パターンも通常の交信パターンを作っておくと便利。交信後に、Hamlogに入れればいいわけだ。ただ、これまでの重複チェックができないため、Hamlogと同時に立ち上げておく必要がある。


追伸:
12月16日22時、7MHzの思わしくないコンデションのため、これでコンテストへの参加を終了。全部で88QSO。QSOは、3.5MHz:6、7MHz:42、14MHz:40となった。

14MHz,7MHzでCQランニング、結構、呼んでいただいた。
既にLogは提出済み。



7MHzの良コンデション

12月13日、あと冬至まで9日となり、日照時間が短くなった。更に北欧では極端に日照時間が短くなっているようだ。スェーデンのストックホルムのデータでは、今頃では日出時刻が8:40(現地時刻)、日没時刻が14:50(現地時刻)とのことで、もっと短い。スェーデンとの時差は、8時間なので、日出時刻が16:40JST、日没時刻が22:50 JST当たりとなる。すなわち、夜23時を過ぎると、日本との間は夜間帯となるため、ローバンドでの伝播が可能な時間帯となる(逆に夏場だと、日出時刻が2:30(現地時刻)、日没時刻が21:10(現地時刻)。日本の10:30~朝5:10までが昼。日本との間で夜が無い)。最近は、夜になると、北欧のアマチュア局が7MHzで聞こえるようになってきた。この夜も、20時過ぎにも関わらず、アンテナを330度に向けてCQを出したら、スェーデン局から呼ばれた。それもとても強い信号で。更に、スェーデンのスーパーステーションSM6CWKさんがCQを連呼、私は試しに5W QRPにして、呼んでみた。見事にコールバックを受け、559のレポートを頂く。
コンデションが良いので、暫くCWにてDX局を探しながら、呼んでみることとした。
ここで使うのは、もちろんRBN(Reverse Beacon Network)である。
RBNのdx spotsタブのcreate your filterを選択、DE stationのdxccをJAに選択、bandを40mにチェックしてproceedを押すと、JA Skimmerが受信した直近のアマチュア局が表示される。JO1YYPのレポートが多く、それもEU方面の局がレポートされている。周波数を読み取り、信号を確認する。私の設備では、JO1YYPがレポートする海外局はほぼ受信(交信)が可能なようだ。実際に信号強度(snr)欄は、4dB程度の局もあるが、そのような信号でも559以上では確実に受信できる。ましてや、15dB程度の強さならば、QRPも可能かもしれない。実際に9A9A局が聞こえており、599で入感。5W QRPで呼んだところ、QRZ?が返ってきたので、すかさず、何度か呼んだら539というレポートを頂く。QRPだというと、驚かれたようだ。
JO1YYP skimmerではレポートが無い弱い信号の局の場合、どのSkimmerを使うかは今後検討することが必要である。
ただ、ローバンドのDXが楽しい時期になったことは事実。しばらく、遊んでみたい。

CW談義

12月11日夜、1エリアのOMさんから3.559MHzにてコールを頂いた。それから、しばらくCWの談義をさせていただいた。
CW(電信)は、現在、一部のプロ通信を除き、殆どが行わなくなり、アマチュア無線であっても、すでに全てがノーコードライセンスとなった。かつてはDX交信にはCWが必須という言葉もあったが、より弱い信号で早いQSOを可能としたFT8の出現により、その座も危うい状態となった。昔の2mで盛んだった和文QSOも聞くことは無くなった。
そのような状態でもアマチュア無線を行う中でCWはとても楽しいモードであると私は今も思う。もともと、自分はアクティビティがとても高い一人と考えており、最近は3.5MHzでのSSBによる交信が主体となってきている。のんびりとおしゃべりをするのは、とても楽ちんである。一方のWSJT-Xを用いてのFT8のQSOは、CQの状態でボタンを押しておけば、うまくすれば自動的に交信が完了するので、味気はないが、思わぬところとのQSOができる。
それに比べてCWは結構大変である。まず、CWの混信防止のために高いフィルタを無線機に装着。そして、好みの電鍵を無線機に接続する。マニアとなれば、バグキーか?縦ぶれか?私はちなみに通常の横ぶれパドルでスクイズキー操作をする。大体は暗記受信であるが、体の状態によっては受信に戸惑うこともある。脳を最大限に働かせることが必要なときもある。
いずれも、ノイズの中から顔をだすCW信号がとても魅力的である。集中して、その信号を聞き出す必要がある。また、縦ぶれ、横ぶれ問わず、体(指先)で自分の意志を相手に伝えるのである。口を使うのではない。こんなわけで、コンデションが良いときは、ついつい、CWでのQSOに弾みがつく。
12月12日夜、7MHzでのCWで9局のDXとQSOした。楽しい!!

※ノイズの海を渡る2つの信号イメージ(頭の中の・・・)。1つは強いSSB(右側)、1つはか細いCW(左側)。
 CWのだいご味は、まさに、左側のか細いノイズギリギリの信号が遥か彼方からノイズの海を越えて届くとき。