アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

スイッチが入ったような5月のコンデション

4月のビッグイベントALL JAも終わって、誰もがこのままハイバンドが開けないかも・・・?との心配をしていた矢先、5月を迎えてハイバンドのコンデションにスイッチが入ったようだ。
SSN値は相変わらずの状況であるが、夕刻から夜半にかけて、14MHz以上のコンデションが大きく変わった。14MHzは夜1時になっても、EUがかなり強く入感し、QSOが楽しめるようになった。それから、GWということもあり、日中18MHz,21MHzも国内局が賑わうようになってきた。
今シーズン、首を長くして、まだか?まだか?と待ち望んでいた50MHzのEsによるQSOは、5月4日に達成した。やはり、いつもと同じく7MHzでの芳しくない信号の低下を感じ、50MHzをみると強い信号で沖縄局が入感、早速、コールしたらなんとか今年初の50MHz Esの交信が成立した。
やはり、普段はまったく聞こえないところが強い信号とQSBを伴って入ってくることに興奮を覚えるのは、私だけではないだろう。この50MHzの面白さを知っているOM・YL各局は同感されるであろう。
私の場合、今年の1月に上げていたCL6DX(6エレ八木)をCD78jrと置き換えに降ろしてしまったので、今年はベランダに上げた釣竿アンテナ1/2λ 垂直Zepp(GPと呼んでいる)でEsに対応しなければならない。そのため、飛びが心配される。リグはIC7000(50W)での運用となる。
そんな心配をよそに、結構、呼ぶ局をよい調子でピックアップしていただいた。結果として、12時20分から14時にかけて11局の方々と交信ができた。
結果は以下の通り:
12:21 沖縄局
12:44 沖縄局
13:48 台湾局
13:07 鹿児島局
13:23 鹿児島局
13:36 愛媛局
13:38 熊本局
13:43 鹿児島局
13:47 高知局
14:00 福岡局(CW)
14:04 長崎局(CW)
14:20 山口局(交信不成立)


最後の山口局は、コールサインの一部までは取っていただいたが、結果としてフルコピーはされなかった。原因は、Esコンデションが低下したことと、私のIC7000は発熱のために、出力が半分も出ない状態に陥っていたためと思う。
しかしながら、上記の通り、最初は沖縄が入り、時間と共に入っているところが近くに移動しているのがわかった。
CWでの交信は、別に信号が弱くなったからでなく、単にCWで交信したいと思っていたときにCW局が聞こえたからに過ぎない。CWは、エレキーを使わず、縦振り電鍵を用いた。
こんな感じで、とても楽しいひと時を与えられた。
6エレ八木から1/2λGPに変えても、まったくEsは遜色なかった。6エレ八木を降ろして、出来なくなったのは9エリアとのQSO、JA0VIさんとのQSOである(少し残念!)が、それ以外はGWの範囲はほぼ変わらず、Esでの飛びは遜色なし、6m AMロールコールではアンテナを回さなくてもよいという点もあり、いまのところ、不満はない。
長野では、6mの運用はやはり高所への移動運用がベストと思うようになった。今後は移動できる設備を考えてみたい。JA0VHFコンテストや6m&Downには間に合いそうはないが・・・。


ブルガリア記念局との交信

5月1日は、国内のハイバンドコンデションも、Esの影響からかとてもよかった。15時前後に21MHzでは0エリアから4エリアから西側、そして8エリアの信号が強く入感。また、聞くところでは夕刻50MHzのEsによる国内が開けたとの話も聞く。18MHzのDXコンデションが良いのは、F層の影響だけでなく、Esの発生もあるとの話を聞く。いずれにしても、コンデションが良いことは嬉しいことだ。
5月1日夜は、18MHzのコンデションがとても良く、DXペディション中のモザンビーク局をはじめ、数多くのEU局が出ており、多くの局とのQSOを楽しむことができた。この中で、LZ110SAE局、ブルガリアの記念局とのQSOを取り上げたい。
QRZ.comを確認すると、以下のような文面が記載されていた。


“ブルガリアラジオクラブBLAGOVESTNIK LZ1KCPは、Sveti Apostol Erm ot 70-te / The 70th / The Holy Apostle Hermasを讃えて創設された特別なコールサインLZ110SAEを使用します。
LZ110SAEは「すべての聖人 - 2018」賞のためにカウントし、「セント・テオドシ・ティルノフスキ」賞に10ポイントを加算します。
ディプロマを取得するには、正教会の聖職者専用のメモリアルコールサインを持つ局とのQSO(SWLレポート)を、ヨーロッパ局は10 QSO、ヨーロッパ以外の局は10QSOする必要があります。
2018年のコールサインは
LZ 1833 PSS:01.01.2018~31.01.2018
LZ 250 MT:01.02.2018〜28.02.2018
LZ 40 MS:01.03.2018~31.03.2018
LZ 362 ME :01.04.2018〜30.04.2018
LZ 110 SAE:01.05.2018~31.05.201
ディプロマの費用は5ユーロです。また、電子メールで無料で電子形式のものを入手することもできます。
申請書を下記にお送りください:lz3ga@abv.bg
ディプロマのペーパー版の場合は、5ユーロをPayPalアカウントに送信してください:lz1bj@yahoo.com
QSLカードは必要ではなく、ログから抽出するだけです。
毎年、ディプロマにはNo / 2018などの別の番号が付けられます。
1月1日から12月31日までの間、QSOのために記念コールのみを変更し、アワードを取得することができます。“
※訳:Google翻訳を使用


ということで、EU域外であるJA局は、スペシャルコールサイン局との5つのQSO情報でこのディプロマを入手することができるようになるのである。
私の場合、1月よりQRVしている各月のスペシャル局とのQSOを行ってきたので、5月でその資格を得たと言える(EU域内局よりも早く取得が可能!)。
QSLカードは不要でレポートのみだということなので申請を試みる。
申請は、以下のページで可能なようだ。
http://www.lz1kcp.com/diplomas/apply-for-diploma



ALL JAコンテスト

毎年恒例のALL JAコンテストがやって来た。今年のGWは組み合わせがよく、務め先のお休みの関係で少し長めのお休みを頂けることとなった。とは言っても、GWの真ん中は仕事があることは申し上げておく。カレンダーより少しだけ休みが多いだけである。いずれもその休みの最初に、アマチュア無線をするものにとってのビッグイベントがあるのだ。もちろん、ラグチューを楽しむ方にとっては、迷惑なことだと思う。しかしながら、1年に数回のコンテスト、それも歴史があり、JARLのメジャーコンテストなので少しお許しを頂きたい。
多くのアマチュア局は、このコンテストに準備を行い、更に作戦を取られ、高スコアを狙ってらっしゃると思われるが、私の場合は例年の事ながら、日曜日はフル参加できないために、その時間帯には出ることができない。また、夜間や食事時は体のため、十分な休息を取るとしているため、やはりその面で得点が伸びないだろうと思うと、悲しいかな「参加することに意義あり」的な思いが中心になる。従って、今回はどの部門で参加するかが全く決まらないままであった。まずは、7MHzから始め、気持ちに余裕があったら、他のバンドも交信を楽しむことに決めた。
そういうことから、今回の6m AMロールコールの参加は取り止め、コンテストに注力することにした。最初の周波数は、このところ、連日、夜のパスが良くなった7MHzとする。ここはやはり、自分のメインバンドとした。7.093MHzに周波数を合わせる。この周波数は、アンテナの整合が一番とれている周波数で、夜間7.110MHz前後に発生するデジタルモードの信号が無い。ただ、リスクは東南アジアで多く使われているため、混信を引き起こす恐れがある。20時40分頃に、CQを出し始めた。8エリア方面へのコンデションが良いようである。ただ、CQを出したら、その上にゆっくりと「シ〜キュ〜〜」と言い、私を妨害する者が現れた。この周波数は普段は夜間にどこかのグループで使っていたことは無いと思うので、愉快犯の仕業だろうと思い、まずは無視、そして、早く誰かとの交信に結びつけたい。幸い、JA8からコールを頂いた。愉快犯の信号もそこそこの強さであったが、JA8局の信号も素晴らしく、59+40dBとレポートをした後から、愉快犯の犯行は収まった。やはり、無視が一番である。
よって、21時になり、QSOが始まった。バンド内はやはりスキップ気味であって、長野からは北海道と中国・四国・九州エリアが聞こえるのみである。1エリアも聞こえるがとても弱い状況である。こんなときは実はとても心配なのは、局数が多い1〜3エリアの局との交信が出来ないことより、聞こえるエリアにおける混信である。1〜3エリアにはコンテスト中心のスーパーステーションやクラブ局が多くいるため、その強い信号に負けることは当たり前のような状況だからである。最初はSSBでCQランニング、少し落ち着いてからは、バンド内のCQ局を呼ぶということを行った。CQランニング時は、ビームを西南西に向ける。8エリアの信号が強いので、コンテスト時の固定ビームとする場合はこの方向である。CQ局を呼びに回ったら、呼びきれない場合は時間を要するけど、ビームを相手に合わせる。今日は8エリアに向けさえすれば、一度もパイルで負けることは無かった。SSBでの交信が落ち着いたら、CWにQSY。これはバンド内のスキップ状態を考慮すれば、まだ、信号が強いうちにSSBで交信、ある程度のスキップ状態になったら、地道にCWで聞こえる局と交信する。あまり無理はしない。ローカルが開ける時間はきっとあるはずだから・・・、と思いつつ、それでもこの最近の状況は日中の7MHzのローカルコンデションが最悪と聞くために心配ではある。こうして、運用後2時間でほぼ、7MHzの聞こえる局との交信は取り止めて、参加部門を改めてどうするかを検討した。3.5Mhzを聞くと、とても良いコンデションのようだ。交信を楽しむ、参加することに意義ある的な私からは、入賞への期待よりも多くの局との交信が楽しみとして、マルチバンドでの参加に切り替えた。
3.5MHzも7MHzと同様に今回はSSBからの参加にした。理由は特にないが、CD78jrの使えるバンドが狭いため、特にCWの周波数が気になったためである。また、耐電力ぎりぎりのために、負担が少ないSSBということに決めた。ALL JAでの最高出力による3.5MHzの参加は大学時代から久々であり、酷いQRMの中で混信除去機能を全く使わずに相手をピックアップすることはとても楽しい。このような経験からか?アンテナが良いのか?多くの局が難儀している相手の信号はかなりあっさりと聞き取れる。今回のQRO後の 1kW+CD78jrはやはり格別で、呼びに回ったときのコールの再確認とQSO待機は殆ど皆無であった。3.553MHzで出ていた音楽妨害局が居なくなったのを知って、直ぐにその付近の周波数を取得、CQランニングを行った。多くの局から呼んでいただいた。
やはり暫くすると、呼んで頂ける局も減ってきたので、CWに移動。既に1時を回っていたために、お休みされた方も多いだろうとの予測もありながら、まずは3.510MHzから呼びにまわった。アンテナを壊さないためにも、出力は600W程度に絞り、SWRを監視しながら呼びに回る。それでも比較的に応答率は高く、待ちがない。3.520MHz付近はSWRが3近くまで跳ね上げるが、リニアアンプの特性から、出力を300W程度に絞って十分なQSOが可能。リニアを使うと、エキサイタ側からのSWRは常に1.0程度なのでとても安心できる。心配なのはインピーダンスが異なることによるコモンモードフィルタの特性劣化であるので、やはり出力は抑え気味にする。3.520MHz以上はCD78jrの2チャネルで運用できる。CWバンドは3.530MHzまでなので、SWRが比較的に低く、スポットが空いている3.528MHz付近でCQランニング。時間も2時近くとなっており、あまり呼ばれないため、早々にQRT。
翌朝4月29日は、5時半に目が覚めたので、7MHzのCWから始める。SSBも織り交ぜて、8時30分で一旦打ち切り。朝方、14MHz,21MHzも国内が聞こえていた。
自宅に帰ったのは13時過ぎ、ハイバンド14MHz,21MHzでスキャッターによるQSOを行う。CQを出すも、呼ばれてもノイズレベルが高く答えられないことが多かった。
その後、7MHzのCWでCQランニングを続けるが、中々呼ばれず、小康状態が続く。夕方になって、昨日のCW交信があまり芳しくないため、再チャレンジした。夕食は土日は私の当番のため、その準備も含めて早々にQRT。直前の10分間で数局と交信して今回のコンテスト参加は投了した。
結果は以下の通り:

やはりハイバンドは局数が伸びなかった。交信数は500局を超えた(交信してくださった方々、ありがとうございました。)
交信レートは以下の通り、睡眠時間と日曜の午前、コンテスト終了前は出来ない状態であった。日曜午前中、コンテスト終了前は本当は良い時なのかもしれないけど、これは致し方ない。

時刻と各バンドの交信局数は下記のとおり。


交信をして気づいた点:
CTESTWINの使い方にやはり手間取ってしまった。特に以前からの課題であった、ファンクションキーの誤操作は大変で、一旦、ミスすると交信中に持ち直すことが難しかった。まだ、使い方を十分に把握していないようだ。