アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

KH1/KH7Z

6月27日から開始したBaker島のDX Peditionに対して、それぞれが色々な思いでアプローチされているだろう。私はDXCC 100を申請した後、ATNO (All Time New One)の局がいれば、常に興味を持って臨んできた。ましてや、KH1/KH7ZはDXCCのリクエストランキングでも高い位置にあるエンティティなので、始まる前からワクワク感をもっていた。
初日の6月27日などは、まだ、帰宅していないときから、DXクラスタの情報を注視していた。初日は、7.0225MHzで信号が聞こえ、高速且つテキパキとしたCW運用を聞き、期待感が増えた。但し、NA (North America)向けであるため、JAからのコールは出来ない。暫く業を煮やしたのか?一部のJA局がオンフレで呼びだし始めた。恐らく、ここにJAも聞いていることを伝えたかったのだろう。でも、良い悪いは別として、その行為の後、DX Pedition局はJAにも振り向いてくれた。JA局の期待が大きいだけに、初日のパイルアップは酷かったようだ。しかし、信号はピーク時、プリアンプOFFでS9+20dB程度まで振っており、比較的近傍でライバルはJA局だけだと思い、Wkdには時間はかからなかった。ただ、自分のコールサインがJH0ILLと完全に打たれたかが少し疑問で、JH0IRLと打たれたように聞こえた。少し、気になった内容であった。
14.210MHzのSSBでも出ていたということだが、信号が確認できず。やばいかな?という思いで、翌日6月28日も確認したら、14.090MHz FT8にてDX Pedition Mode運用されており、猟犬になって”キツネ”を追った。何回か呼ぶと、すんなりコールバックが来て、結局、送信は2回のみの短時間で終わった。
それから、7MHzは、7.082MHzにSSBでKH1/KH7Zが聞こえた。7.150~7.155MHzの指定であるが、よく聴くと、7.150MHzと7.155MHz以外は取っていないようだ。QRMが酷いことは承知で7.150MHzにて呼ぶことにする。でも、意外にも、数回呼んだら、取ってもらったので、驚いた。
それから、10.131MHzにFT8で聞こえていた。これも、難なくWkd。18MHz,21MHzとFT8は意外にも楽ちんである。ただ、混信が酷いことが予想され、更に相手は受信信号強度のリミットを設けていないようなので、出力はやはり必要と思った。大方、ビームを相手に向けて、200W程度の出力で応戦。比較的早いリターンが得られた。
コンデションが上昇したらしく、14MHzと21MHzのCWで聞こえる。大体、3kHz UPの辺が取ってもらえそうなので、空いているらしい?周波数で呼び、Wkd。更に、14MHz,18MHzのSSBでも難なくWkd。やはり、SSBは1周波数だけのようだ。18MHzではあれだけ多くの局が呼んでいる中で、当局のコールを取ってもらえたことはとても嬉しい。
土曜日の21時、6m AMロールコールの時間であるが、10.108MHzのCWをWkdしたく、ロールコールはログインのみ。しばらく粘ってQSO。10MHzはCW周波数帯が広いので、呼んでいる局は幅広く分散しているので、どこで呼べばよいのかが今一つ判らない。その後、3.522MHzでも僅かに聞こえる。やはり、受信

が非常に難しい。TS-480の入力段はアッテネータを入れなければ、強力な局がひしめく3.5MHzでは相手がマスクされてしまう。ある程度強く聞こえるのだけど、認識が難しい。更に、アンテナのVSWRは2程度もあるので、出力は700W程度に抑えて呼ぶ。それでも、何度か呼んでいたら、漸く、取ってもらえた。今回のペディションで一番時間を要した。
Club logを見て、Wkdバンドを調べたら、やはり7MHzは取れていなかった。再度、7MHzでリベンジ。7.036当たりで取った局がいたので、7.037で呼ぶことに。以外に早くWkdした。
それから、7.056MHzでのFT8が強く聞こえる。多くの局が呼んでいるので、私は400WといままでのFT8で最大出力を出して、呼びだす。そして、見事仕留めたのだ。

FT8 DX pedition mode

6月27日よりいよいよベーカー島からKH1/KH7ZのDXペディションが開始された。今回のDXペディションのひとつの特徴は、FT8での運用が大規模に予定されている点である。事前にWSJT-XはVer 1.9.1にアップデートされ、DX pedition modeがきちんと動作するようになった。初日から、14MHzでFT8 DX pedition modeでの運用があったようだ。残念ながら、私はQSOに至らなかったが、JAでも、多くの局がFT8の恩恵にあずかったのではないだろうか?
WSJT-XでのFT8 DX pedition modeの設定について、いまさらながらであるが、おさらいをしておくと、
① WSJT-X Ver. 1.9.1 をインストールする。
これは必須のようだ。なお、通常のQSOが出来るようにしておくことを前提とする。また、CATモードでのリグコントロールも出来るようにしておく。


② Pedition局の指定の周波数を設定する。
WSJT-X の周波数設定を行い、デフォルト設定周波数以外での運用を可能なように設定する。FT8でのSettings画面で、Frequenciesタブ画面とし、表示テーブル上でマウスの右ボタンを押し、Insert..を選択。使用可能周波数を設定する。

③DX peditionモードを設定する
Settings画面のAdvancedタブでFT8 DXpedition mode のHound(猟犬という意味)をチェック。Fox(キツネ)を追う猟犬になる。

④Split Operationを設定
Split Operationで私はFake Itを選択している。送信する際に、自動的に0.5KHz低く送信するようだ。(CATコントロールは必須)


6月28日夜、14.090MHz, 10.131MHzのいずれでも運用を行ってみた。


14,090MHzでは、4エレ八木に160W程度の出力で呼んだ。KH1/KH7Z局のS/Nは-15dB程度。私の信号は相手に-4dBで届いていた。差は11dBなので、相手は15W程度の送信出力だったようだ。
10.131MHzの方では、2エレ八木に200Wで望んだ。私の信号は-1dB、相手は-8dBなので恐らく40W程度の出力の運用だと思われる。

いずれにしても、非常に効率のよい交信ができるようで、かなり早くWkdさせていただいた。






我儘領域のHFアンテナ考

アンテナ、空にそびえるアンテナをアマチュアなら多くの人が夢見るだろう。CQ誌では一例としてアンテナ例を挙げられている。その殆どが14/21/28MHzのトライバンダーか21/28MHz+7MHz RDPであった。
しかし今の状況をみると、28MHzは魅力もあるけどオープンは極めて短い。7MHzのRDPは聞いたところによれば、あまり耳が良くなく、ワイヤーアンテナの方が良いとのことで、使われていないケースもあるようだ。
アンテナを検討する際には、やはり十分にローカルの意見などを聞き、慎重にすべきであろう。
最近の私のアンテナについて、改めて我自流の評価を各バンド毎に行ってみよう。1kwからQRP運用、FT8運用もこなすので参考までに呟きたい。
1.9MHz 現在、アンテナは無い。
3.5MHz CD社 CD78jr 24m長のZEPPよりも耳、飛び共に良い。2月に200WでEUとQSO。クラスタに上げられるレポートの局は大体聞こえる。
3.8MHz CD78jr 比較したことがないけど、JAがQSOしている相手は大体聞こえる。
7MHz NB42X 2エレ FB比は10dB、FS比は20dB程度。SWR帯域は広く7.005から7.200までSWR2以下。以外に耳が良い。10m高のVDPと10dB程度高いようだ。
10MHz NB42X ビームは7MHzと似たり寄ったり。それほど飛ぶとは感じない。
14MHz CD社214C 4エレ短縮ビーム。そこそこに飛びか?キレは21MHzより悪い感じ。5エレの局のQSOとはやはり耳が違う。
18MHz NB42X 耳は結構いい。1kwと組み合わせれば、パイルアップでも比較的早く返る。
21MHz CD社214C ローカルのCL15のOMの耳の方が断然に良い。時々5エレ以上が欲しくなる。
24MHz NB42X 現在のコンデションでは時々しか使わないので、十分すぎるという感じ。
28MHz NB42X 本当は使えない周波数なのだが、このNB42Xは完全に使える。それもFB比は24MHz並み。
50MHz 今は1/2λ GP。耳が悪い時は214Cを使う。2月まではCL6DXを使用。9エリアとのQSOは楽しめたけど、Es時はGPと同じかな?
144MHz ダイアモンド社 X300 そこそこの飛び。
430MHz 同上


国内局とのQSOを楽しみ、DXもそこそこ出来るのであれば、今の組み合わせは結構いい。バンドの主にようなパンチは無いけど、いつでもQSO相手はいる感じ。モノバンドアンテナなら、もっと良いかもしれない。FT8の運用はアンテナの弱さをモードで補えるのでいいかもしれない。