アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

CQ WW WPX CONTEST

3月30日~4月1日まで実施されたCQ WW WPX CONTEST SSB部門に今年も参加した。今年は、直前まで欧州への出張があり、3月30日土曜日の11時頃に帰宅、長旅からの疲れ(睡眠不足と時差ボケ)から、無線を行う気力さえ無く、それでも少し国内交信を行った後、土曜日の夕方まで、就寝した。起きてから、7MHz部門に絞っての参加となった。
アンテナは低いものの、2エレ+1kWは、7MHzでは比較的良い環境のようで、聞こえる局で応答の無い局は無かった。この秘訣は、トークパワーをあげること、プロセッサのコンプレッションレベルは、10dB程度を常に振るようにした。
しかし、上述のように、疲れなどの影響で、総QSO数は、たったの134であった。

交信レートは以下の通り。EU方面が狙える朝の交信は、2日目の朝が0、3日目の朝が数局・・・これでは当然結果はダメ。


3月30日、最初は北米、そして南米の聞こえるところを呼び出し、更に東南アジア、ロシアアジアまでを3月30日の22時位まで交信、あまり局数は延びない。疲れと眠気に負け、22時過ぎにQRT、就寝。
3月31日の朝は、既に7時を大きく回って8時近くとなり、EUだけでなく、東南アジアですら、殆ど入感していない状況で、QSO数は0であった。
7MHz部門のみの参加としたため、後ろ髪が引かれないように、14MHz,21MHzは聞かないようにした。従って、3月31日は、17時頃になって、7MHzの状況を再度確認、中南米が結構入感していた。ビームは東方向に向けて、聞こえている局をかたっぱしからコールした。暫くすると、東南アジア、特にタイ付近の局が聞こえてきたため、ビームを南西方向に切り替えて、呼びまわった。7.187MHzまでQSYしていると、空きスポットがあり、ここでCQランニングを開始した。2エレビームの効果は十分でCD78jrで7MHzの一番良い状態のチャネル設定(ほぼ、7MHzのDPと遜色ないレベルになるようだ)して、切り替えて聴くと、2エレのフロント方向では、Sで10~20dBの差が生じる。また、ビームのフロントとバックの差も、DXとなると結構に差がある。ビームを回すことに時間を要するが、ビーム方向の違いで明らかに呼ばれる側は違うという認識を持つ。CQランニングでは、東南アジア各局から呼ばれ続けた。
23時ぐらいになると、さすがに眠くなり、QRT。翌朝4月1日の朝にかけることになる。
・・・が、出張の疲れが残っていたらしく、6時半まで起きることは出来なかった。6時40分過ぎから、聞こえる局だけでも交信しようと考え、欧州のいくつかの局と漸く交信、欧州各局は既にJAとの交信を終え、W方面の局に軸足が移り変わっており、思っていた程の成果は得られなかった。
今回のコンテストの結果は、当日までの海外出張という影響が大きく、特に欧州方面との交信は、QRVする時間帯に起きることができず、成果が得られないという結果に終わった。

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