アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

安定化電源 その2

6月24日、今日は朝から田植え(千曲市は全国的にみても田植えが遅い)を行い、終わってから、長野ハムセンターに出かけた。まさに、最近の悩みの種である安定化電源からの唸り音を無くすための新安定化電源を入手するためである。自宅から長野ハムセンターまでの距離は約20km程度あり、車で30分程度の時間がかかる。到着し、30A程度の電源が欲しいこと、TS480HX用に購入した40Aの電源はトランスの唸り音が大きいことを話した。30A用ではトランス式とスイッチング式の2通りがあるようで、効率が悪く思いトランス式は選びたくないため、スイッチング式とした。スイッチング式になると、唯一心配なのは、スイッチングノイズの影響である。最近のスイッチング電源は、無線機用ということで十分に考慮されている筈なので、迷いなくスイッチング式を選定した。
帰宅し、40A電源の上に30A電源は鎮座したアルインコ製DM-330MVである。

早速、TS480HXを200Wに設定し、21MHzでバンド内の状況を確認した。ノイズの影響はなく、いたって静かである。SSBにてCQを出したら、唸り音は全く発生せず、なにかパワーも十分に出ているような感じがする。
TS480HXの故障からはじまり、電源の故障、これらを回避して、ようやく200Wとして普通な運用が可能となった。
週末は、DXはあまり聞こえてこず、Esを利用した21MHz以上の運用が主となった。

安定化電源

TS480HXは、200W出るが、ただで出るのではない。終段のアンプは100Wが2つ載っており、それを合成しているようだ。すなわち、同時に100W機2台分の電力を必要とする。どのように電力を得るかというと、13.8Vの安定化電源から、40A相当を取り出すことが必要である。
そこで当初GZV4000という第一電波の安定化電源をTS480と併せて購入した。しかし、この電源は大変な代物で、CWではよいが、SSBとなると、30A以上で内部のトランスが唸り音を発生する。最初は電源内蔵スピーカへの回り込みかと思って、対策をしたのだが、無意味であった。仕方がないので、以前に使っていた30Aのトランス式安定化電源を使ってきた。しかし、この安定化電源も、最近、唸り音が酷く、電解コンデンサを全て交換したがまだだめのようである。背面のヒートシンクのへんからの唸り音のようであった。このため、SSBではコンプレッサを使うことはできず、また、唸り音が疲れを増長するため、いよいよ、XYLに要望した。回答はOK!、ついでにヘッドホンが欲しいことを言ったら、これもOK。
昨日はいろいろとXYLにとって良いことがあったようで、このようなときに、しっかり、お願いをするものだとつくづく、いままでの自分を反省した。
いずれにしても、この土曜日に安定化電源とヘッドホン(セット?)を調達したいと思う。

JA0-VHFコンテスト結果

5月13日~14日に実施されたJA0-VHFコンテストの結果が発表された。今回は、50MHzのCW,SSBのみで参加し、交信局数は32局、得点は736点であった。時間が十分に無く、合計で2時間程度の参加であるが、結果は12局中4位であった。私よりも上の局は、移動局が2局、固定局が1局で、固定局の方のアンテナなどをネットで観れば、勝ち目はないと思えるほどで、よくあれだけの短時間でこれだけの局数とQSOできたと思うばかりである。まあ、QRVの時間帯が良く、且つ、新潟方面が開けており、長野県もそこそこにとれるという地の利があったのは間違いない。
CW部門でもカウントされており、こちらはというと15局中10位、SSB中心の運用であったことがよく判る。それは、SSBの局は、多くの方が好んで出るので、短時間で多数とできるが、CWの場合、遠くへは飛ぶが、長い時間を粘る必要があるためだと思う。これが、HF帯だと逆で、コンテスト参加局はCWに集中するため、CW主体の運用となる。また、1QSOの時間はCWの方が短く、効率もよいのでCWを好んで運用するようなところに差がある。
それにしても、5月のコンテストが6月に発表されることに、JARL信越地方支部の心意気を感じる。