アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

7月27日 伝搬状況

帰宅してから、アンテナを上げ、QRV。SSN=0、あまりにコンデションが悪く、閉口。ハイバンドは全くと言っていいほど、何も聞こえない。7MHzでもJA国内すら聞こえず、何かの無線局かの信号、DXがちらほら。誰も交信相手がいないので、7.097MHzでCQを出す。全く期待せずに、何回かCQを出すと、ノイズの上に私を呼ぶ局が、聞こえた。8エリアのOMである。手短にQSOを終え、あらためて、今日は本当にコンデションが悪いと感じた。
その後、更にCQを出すと、5エリアからのお声掛けを頂き、結局、本日は計6局のJAとQSOできた。ある局からは、「どこも聞こえないが貴局だけが入ってきた」との情報。こんなにコンデションが悪いとは・・・。
翌朝(7月28日)、WSJT-XでJT65のウォーターフォールを確認。7MHz、10MHz、14MHz、18MHzの状況確認。7MHzでは辛うじて2,3局が見えた。10MHzは少し賑やか、14MHz以上は全く聞こえず、燦燦たる結果であった。

7月25日の電波伝搬

7月25日に、夜22時にアンテナは北西(EU方面)に向けて、JT65でCQを出してみた。出力は20W程度、10MHzと14MHzである。結果は、空振りに終わったが、PSK Reporterで確認すると、電波は受信されていた。

タグの黄土色は14MHz,黄緑色は10MHzである。
10MHzはEU向けでCQを出したが、北米にて受信されている。14MHzはビーム方向であるEU方面にて受信されている。
VOACAPにて、伝搬状態を調べる。
EU方面:

JAとDLの間の伝搬状態で、50W+10mHigh DPの場合である。14MHzが最もよく、お昼頃から夜中の2時ごろまで可能性がある。もっとも良いのは夜20時を中心とした前後1時間程度。10MHzは難しく、可能性なら、朝5時頃、18MHzは夜19時ごろである。21MHz,7MHzはほぼ絶望といったところ。


北米方面:

JAと北米(ロスアンジェルス)の間の50W+10m High DPのケースである。
14MHzは、ほぼ1日中可能性があり、ピークは正午12時から16時頃の午後になる。また、10MHzでは、15時から夜中の2時、18MHzでは14時ぐらいと朝7時ぐらいに可能性がある。7MHzも21時頃は可能性ありといったところ。

7月25日の運用

今日は土用の日、うなぎを食べる日のようだ。コマーシャルの同僚は結構、今日、食べる家があるようであるが、当方はその予定はない。今日はジムにも行かないので、帰ったら無線三昧か?と思って帰宅した。夕食をとり、もちろん、アンテナ(タワー)を上げた。
21MHzなどのハイバンドは相変わらずよくない。7MHzに出かけ、5エリアとOMとQSO。強いけど、他の局は殆ど入らない。あまり芳しくなく、久しぶりに夜の7.041MHzのJT65を覗いてみる。数局が見えたが、いつもどおり?CQを出す。1局から呼ばれる。JT65は飛び、耳ともに良いことは良いが、あまりに機械的すぎるところが難点である。もっと、短ければいいと思うが、これはFT8の許可が下りるまでの辛抱だ。
7MHzでのCWでは、国内局とQSO後、誰からも呼ばれない。しょうがないので、14MHzに行って、CQを14.041MHzで出す。いきなり、ヨーロッパのパイルを受けた。こんなに一度にEU局から呼ばれたことはない。やっとこ、受信してQSO開始。大体、100W+DPやGPという局が多く、強い局は500W+3ELEであった。今日はコンデションが良いようで、50WにDPの局ともQSOができた。計8局、次から次に呼ばれて、結構、楽しかった。QSBを伴い、遠方から浮かび上がってくる信号を取るのはとても楽しい。だから、CWはやめられない。私は、打つのに今日はどうも自信がなく、EU各局とは23WPMでの速度でQSO。いつもの24WPMより少し落としてのQSOとなった。