アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

2月22日

出張から帰ってのワッチをして、7.028MHzにTX5T局がQRV、太平洋周囲のアマチュア局が一斉に呼んでいるようで、私も30分程度呼び続けた。信号も強く、始まったばかりのペディションのようなので、7MHz又は他のバンドでQSOする機会があるのだろう。そうこうしているうちに、QRTか?聴こえなくなって、呼ぶのもやめた。信号も終始安定していた。
7.083MHzの常連さんがQRVされており、信号もそこそこだったのでCQを出したけど、どこも呼んでこないので、諦めて、3.041MHzで再びCQを出す。JA5のOMさんから呼び出されQSOを開始する。コンデションとOMのアンテナに助けられて非常に安定してQSOが出来た。最高でS9+30dBまで振れて、とても強い信号であった。OMは和歌山のアンテナを長い間使われておられ、その丈夫さに互いに感心しあった。1時間ほどのQSO後、家族からクレームを受ける前にSSBをQRT、JT65でオンエア、1W未満の出力で国内QSOをする。国内では、1Wですら、パワーがありすぎのようで、もっと絞り込む方法を考えることにする。

愛・地球博記念コンテスト

昨年、実施された愛・地球博記念コンテストで7MHz CW部門の0エリアで1位の賞状をJARLの東海支部より頂いた。コンデションが悪く、あまり沢山の局とのQSOが出来なかったコンテストであったが、棚ボタのような感じで入賞することが出来た。
棚ボタ入賞はJA9 VHF・UHFコンテストに続き、2回目の快挙、地方コンテストだからの所以である。この頃から、CTESTWINを使うようになった。但し、IC-7000による参加である。CTESTWINでIC-7000を使うと、キーヤーモードをストレートキーに設定しなければならない。これは、不便でパドルに切り替えての送信が簡単に出来ない。TS-480では、キー入力が2ヶ所存在し、片方はエレキー、片方はストレートキーと選ぶことが可能である。CTESTWINでの対応が簡単になった。これはARRL DXコンテストで発揮した。

ARRL International DX Contest CW 投了

2月19日22時をもって、コンテスト参加を投了する。早速、ログをまとめて提出した。合計124QSO,もっとも多いのは14MHz、次いで7MHzとなった。
Band     QSOs   Pts    Multi
3.5MHz    1      3      1
7MHz     43    129     15
14MHz    57    171     21
21MHz    23     69      6
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Total    124     372     43


Score : 372x43=15,996点


となった。
得点の時間経過は以下の通り。

ほとんど、ちょびちょびのオンエアである。朝は21MHz、14MHzで、その後、夕方まで無く、夕方からは少しずつ7MHzで増やすということである。
やはり、14MHzはさすがにDXのメインストリートとでもいえようか?沢山のW局がおり、CQを出すと、沢山呼んでいただいた。7MHzに比べて、混信も少なく、東海岸の局が多数聞くことが出来た。しかし、7MHzはやはり面白く、混雑した中で浮かび上がってくる信号は興奮するものであった。3.5MHzはやはりパワーが必要で、200Wでは何度も呼んでやっと理解していただいた。KW局のランニングは余裕な感じがした。しかし、DX局すべてがKWではなく、UA局も100W局が多く、LOWパワーで出ている局も多いようだ。200Wはとても残念な出力で、クラスはHIGHパワークラスに分類される。
やはり、近い将来、KWにQROはしたいものだ。7dBの差は混信やノイズでは大きく、ランニング時の余裕度がどうしても違う。