アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

17m Band DXコンデション

コンデションの上昇に伴い、18MHzの欧州がオープンするようになった。今日は夕刻18.0845MHzで欧州にアンテナを向けて、CQを出したら、立て続けによばれ、14局のEU局と交信ができた。恐らく、FT8の方もさぞ、賑やかであろうけど、CWが聞こえていれば、CWで運用をする。QSBとQRNの中、自分を呼んでくるコールを耳を傾けて聞くのはなんとも楽しい。最初は、ヘッドフォンをせずに運用していたが、やはり、信号が弱くかつ、QSBが伴う場合は、ヘッドフォンがいい。
欧州といっても、西欧からは呼ばれず(聞こえず)、東欧ばかりである。それも、ポーランド局がダントツに信号が強く、他の国にくらべ、S1~2程度強かった。たまたまなのか、それとも、伝播状況にあるのかは不明である。北欧はそれほど強くはなかった。
まだまだ、不安定さはあるが、夕方の18MHzは、これから楽しくなるバンドになりそうである。
VOACAPで東欧と日本の間の伝播を解析したものを以下に記す。17時から19時JSTが18MHzで良いようだ。他のバンドはそれほどいいとは言えず、ベストバンドは18MHzである。

FT8国内運用

今日は、3.531MHzでFT8での国内運用を実施した。
CQを出さずに、呼びかけだけにして、その後、コールを頂いた方との短い交信を楽しんだ。5局との交信である。
私は、IC-7610(5Wまで絞る)、CD78jrでの運用であるが、頂くレポートは、おおよそ、-01から-03dB程度、相手局とは、10~20dBの差があった。これがそのまま、出力差とは思わないことにしている。S/N比なので、バックグランドノイズが大きいほど、レポートは低くなる傾向にある。長野は、田舎であり、近所にノイズ減が無いので、もしかするとFT8でも有利なのかもしれない。
22時を過ぎた時刻であるが、SSBは静かになりつつあるが、FT8はまだまだ賑やかである。
5Wでも日本国内に十分に届いているようだ。頂くレポートをみれば、0.5W(IC-7610のPWR設定の0%の出力)でも十分にいけそう。

インドネシア局との交信

私は毎晩、短時間であるが7MHz SSBにてCQを出す。時間的には、20時から22時の間である。この時間帯は、あわよくば、国内交信が可能なこともある。毎年の傾向であるが、1月は結構、7MHzでの夜の交信が可能となる。それは、Es発生のためである。
J-クラスタにあるイオノグラムで国分寺や山川のEs発生の状況を必ず確認している。5MHzぐらいまで伸びていると、7MHzでの国内交信の可能性が高くなる。Esの発生は、夏は6月の夏至をピークになるが、実は冬にも弱いEsが発生するのだ。それも毎年1月頃が良い。2月中旬から3月となると、もう、Esの発生がみられないため、夜の7MHzの国内交信のチャンスはとても低くなる。4月末のALL JAぐらいになると、また、コンデションは上昇してくる。さらに、この3月は朝の欧州へのDX交信がそろそろシーズンオフの時期になるようだ。私はときどき、夜、東欧を中心に7MHz CWで狙うことがあるが、それもあまりよくない。恐らくFT8などで狙えば、もっと、簡単に交信が可能なのだろうけど、いまのところ、FT8は、国内QSOにとどめている。(7.041MHz,3.531MHz)理由は特にないが、ファーストQSOの方がFT8には多いので、それが目的である。
今日3月10日は、21時半ごろ、7.123MHzでCQを出し、その後、インドネシア局4局と交信した。インドネシア局には、7MHzの大きなアンテナを備えている局が多く、信号も耳もとても良い。今日は、100Wにデルタループアンテナの局からも呼ばれ、比較的にコンデションが良かったと感じた。インドネシアでは、7.120MHz,7.125MHzと5kHzステップで出る局が多く、ロールコールのような交信スタイルをとっている。したがって、夜になって、コンデションが良い時は、QRVする周波数に困ることがある。故に、123とか128とか、中途半端な周波数に出て、できるだけQRMを回避するようにしている。
彼らの多くは、日本の局が聞こえていれば、積極的に呼んでくるので、楽しい。