アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

WW DX CW Contest(結果)

WW DX CWコンテストが終わった。全てのログを整理し、今日、ログ提出をした。ログ提出は21MHz,14MHz,7MHzの全てで、参加部門は7MHz(40M Band)とした。今回は、高いバンドのコンデションはいまひとつのようで、自分が好きな?7MHzにやはり傾向してしまった。
11月26日、10時頃に無線機の電源を入れて、7MHzでpskでもやろうかと思ったら、なんと、CQ TESTの信号が聞こえていた。聞いていると、スカンジナビア半島からのDXのCQであり、こんな時間帯に7MHzでしかもEUの局がかなりの強さで入感していることに少し驚きを感じた。しかし、ベアフットでは呼んでみても、コールバックは無く、そのまま、psk31でラグチューを開始した。
夕方、漸く、7MHzの北米が入感してくる頃なので、アンテナを北東に振り、Wの局の
状態を確認。多くの局は既にS9+で入感しているので、呼び始めた。順調にピックアップされて、アンテナのせいもあってか、1kW局には負けるけど、殆どは一発でコールバックがあった。TM6Mという局が結構強く入っていたが、どこの局かをQRZ.comにて調べたら、夕方のロングパスでのフランスからの入感である。アンテナを南東に向けたら、きちんと、S9で入感しているので、呼んだら返ってきた。今日は主に北米の局に挨拶をする。狙いは、翌朝のEUである。
朝、なんとねすごして、8時をまわっていた。既にEUがフェードアウトする時間であるが、前日の10時ごろの入感を信じて、アンテナを北西に向けてワッチをする。すると、ゾーン15の各局がかなり強い信号で入感している。呼んでみたらコールバックがあり、まだ十分にQSOできる状態であった。
長野ハムセンターに出向き、SWR計を買った。自分の出力を確認したら、なんと、40W程度しか出力が出ていない状態であった。これでも飛んでいくのか・・・、少し驚きをもったが、めげずに夕方からバンドをワッチする。バンド内は混信も少なく、極めて静かであり、その中からDXの信号が力強く入感する。とても良好である。前日のようなEUのロングパスも狙ったが聞こえなかった。次第にバンド内が混んでくるが、ビームの威力があきらかに判った。北米でS9を振っている局から、同じ周波数で北西に振ると、ヨーロッパ・ロシアの局がS9で入ってくる。バックでS2−3程度の信号も、フロントではS9で入ってくる。ツエップでは弱々しい信号も、非常に力強く入感する。
この夜は欧州各局が目白押しであった。ギリシャからの局は、後でeQSLで確認したが、IC-7410(100W)にインバーデッドVアンテナだそうだ。S7程度で入感し、40W程度の出力でも問題なくQSOできた。夜1時ごろまで、DX三昧の時間を得ることができた。
しかし、まだ、中近東やアフリカは弱々しくて、呼びかけても私の設備ではコールバックはなかった。
11月28日早朝、中近東からの信号もS9で入感するようになり、多くのJAが呼ぶ中、私のコールをピックアップしていただいた。
まさに、よいコンデション?(相手のビッグアンテナ??)に恵まれ、40Wそこそこの出力と18m高の2エレで7MHzのDXを楽しませていただいた楽しいときとなった。


PS. 40Wでこれだけ飛ぶのなら、どうせなら、次はQRP(5W)でやってみようと思う。-9dB程度、信号は低下するけど、QRP部門に参加したら面白いと思う・・・。

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