アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

CWの楽しさ

今月のCQ誌の特集はモールス通信である。私も、CWが好きで、144MHzや430MHzを除いて、HFではCWの相手を必ず探す。改めて、何故、自分はCWばかりをやるのかを考えてみた。

  • お金をかけずに、DXができる。
  • 混信に悩まされることが少ない。
  • 短時間でQSOが成立(和文を除いて)
  • 寝室の横のシャックで夜中に無線ができる(一番の理由?)
  • 無線をしているという実感を感じる

お金をかけずに、DXができるのは本当で、今のアンテナは普通のワイヤーアンテナ、無線機は安い100W程度の中古無線機、7MHzでカスカスの局を呼んでも、コールバックがある。VKとQSOしたとき、相手もダイポール+80Wだと言っていた。スーパーステーションもいるかもしれないが、大抵はそんなに変わらないのだろう。SSBでは、まさに大きなアンテナと高出力が必要だとおもう。以前、500W+2エレのとき、SSBでヨーロッパとQSOするのも結構大変であった。


SSBは3kHz程度の帯域でQSOが可能な非常に優れた通信モードであるが、CWは数百Hzの帯域でQSO出来てしまう。7MHzは、バンドが広くなり、以前程の混信は減っているが、SSBは常に混信があるため、快適にQSOすることは難しい。結構、注意深く相手の声に耳を傾ける必要がある。CWの場合、IFフィルタを以下に狭くするかで混信を殆ど無にできる。私の無線機は、IFフィルタがデジタルフィルタで構成されているため、QSO時は300Hzの設定にしている。そうすれば、ほぼ、隣り合った信号でも、混信は無い。CQを出す時は、500Hzに広げないと、周波数がゼロインされていない場合は、聞き逃す恐れがある。この300Hzフィルタは非常に優れており、例えば、7MHzでは夜になると、東南アジアからと思われるSSBの信号がCWの周波数帯で聞こえてくる。また、色々な放送局も聞こえてくる。SSBの場合、まさに邪魔な信号になるのだが、CWで300Hzフィルタ設定にすると、殆ど、影響なく使用できる。


短時間でのQSOが成立する。特に、国内のJCC,JCGサービス、海外でのペディションなどは、RSTレポートの交換で終わる。たとえば、


VK1ABC局と交信することを想定した場合、

CQ CQ CQ DE VK1ABC PSE K  

DE JH0ILL K

JH0ILL GE UR 599 BK

BK GE UR 599 TU

TU


となる。SSBの交信となると、

CQ CQ CQ This is VK1ABC Go ahead.

Japan, Hotel, Zero, India, Lima, Lima, over

JH0ILL, You are 59 59, over

 Thanks, You are also 59 59 , over

Thank you

という感じになるだろう。同じ内容であれば、恐らくCWの方が短い。

ただ、和文の場合は長い時間を要する。


私の場合、寝室の横に小さな部屋があり、そこをシャックとして利用している。夜23時過ぎになると、子どもが睡眠を始める。興奮気味の声をマイクに向かって張り上げるわけにはいかない。CWは、ヘッドフォンさえつけてしまえば、あとはパドルを静かに叩くだけである。ただ、一点、注意しなければいけない。IC-7000のフルブレークインのリレー切り替え音は、結構大きい。この場合は、セミブレークインに切り替えて運用を行う。


無線をしているという実感があるのは、まさに、我々中年にとって、無線=モールス信号による通信、このような連想ができるからだと思う。

最近は、CW解読機やソフトウェアがあるようなので、是非、やろうと思っている方は、恐れずに出てみてほしい。7.025MHzより上の周波数はまさに、ゆっくり欧文を打つために使われている。


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