アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

2020年の抱負-その2

先に、DX編を記載したが、現状、仕事が非常に忙しく、中々、交信局数を増やすことは出来なくなっている。今年は交信局数を目標とせず、もっと、ゆっくりと相手局と交信を楽しむことを考えたい。ここまで、色々と想いを巡らせてきたが、新たな無線機を迎えての出来ることを少し膨らませたい。
いままでのTS-480では、フィルターの都合からか、SSBの帯域を300Hz~2.7kHzしか得られなかった。過去にWebSDRで自らの波形を確認したときに、強い信号でゆったり交信を楽しんでいるOMらと、SSB信号のウォーターフォール波形の幅がほっそりとしていることに気づき、また、JA3のOMから、TS-480の帯域が狭いためであることを知らされた。それを聞き、少し悩んだが、結局は3kHzまでの拡がりを持たせるには、最近のリグでないとダメなようであることが判った。IC-7610は、正にその事が可能となる無線機である。
そこで、今年の抱負は、「INPUT」にこだわることだ。今まで、出力側であるQROやアンテナにこだわってきた。これは、当然ながら、誰よりも強い信号にしたいという欲求から来るものだ。この次の欲求は、個性のある信号、美しい信号にしたいという、質にこだわったことだと思う。そこで、やりたいことは、

  • マイク、イコライザなどの無線機への音声入力部分を少し拘ろうと思う。
  • CWでの電鍵について、もっと、個性のある符号を出すことが出来るようになろう。
ということだ。3.5MHzなどでラグチューを楽しまれるOMらが行っている音創りもやってみたいし、一方、パイルやコンテストで自分の信号が弱くっても、相手に気づいてもらう音声を実現してみたい。いつも、強いことを優先するのでなく、ラグチューのときは比較的に電力を抑え(50W程度)、それもコンプレッサーを効かせず、角が立たない音声を狙ってみたい。一方、パイル・コンテストのような場合は、相手を抜きんでる力強さを持たせたい。
一方、CWはというと、縦ぶり電鍵を仕入れ、それによる味のある符号を送れないかを検討したい。そうならば、のんびりとした交信ということから、和文QSOをもっと増やすこともある。そんな、無線機への入口を少しいじってみて、比較的長い交信を目指す。

インプットで大事なことは会話の内容もある。郷土感のある話や英語、中国語にも更に磨きをかけて、ラグチューを楽しみたい。

今年もよろしくお願いします!
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