アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

NB42Xの28MHz使用感

ミニマルチのNB42Xは、仕様では7MHz,10MHz,18Mhz,24MMHzの4バンドの2エレビームである。このアンテナを上げて以来、7MHz,10Hzの朝夕のDXが可能となった。また、DXペディションでは、18MHz,24MHz共に結構活躍するようである。国内QSOに至っては全くストレスを感じない。さて、以前にも紹介したが、このアンテナは、28MHzにも同調するようであり、しかも他のバンドと同様に指向性があるようだ。

28MHzでローカルがDXとQSOしていたときに、ローカルの信号を聞きながら、ローテータを回すと、フロントでS9の信号は、サイド、バックでS4以下まで下がる。指向性があることがはっきり判ったが、フロントの利得は不明である。SWRは以下の通り、バンド内は1.5以下である。

T31Tが28.030MHzでサービスしていたので、呼んだところ、リターンがあり、しっかりと飛んでいっているようである。比較するものが無いので正面の利得がどの程度かは不明であるが、ブロードな特性であるが指向性があり、SWRがしっかり下がって入ればまずはこの周波数でも十分に使えると思われる。何か、儲けた気持ちである。
即ち、NB42Xは、14MHz,21MHzを除く、7MHz以上の5バンド?HFビームアンテナといえる。2エレで挟スペースなので利得やキレはそれほどでないかもしれないが、一通り出てみたい方向けの重宝なアンテナである。14/21MHzは、2エレレベルだと少し物足りないと思うので、別のアンテナを据えればいい。私の214Cなどはひとつの例である(ちなみに、前に述べたが214Cは50MHzの立派なアンテナになる)。現在、幸いなことに、214CとNB42Xは互いの干渉がない。
RDPを上げるなら、小さいので、少し、無理をすれば十分に上げることができるのがこのアンテナでもある。このアンテナと同じ構成のRDPがあるようなので、是非、グレードアップキットをご用意されてはどうでしょうか、ミニマルチさん!
蛇足であるが、7MHzのワイドな帯域も捨てがたく、エレメント長が12m程度しかないが、リフレクタへのフェーズラインによる給電の効果なのか?7.010MHzから7.160MHzぐらいまでなら十分に使える感じがする(当方は、無理やり使っている)。フルサイズのDPよりも帯域が広いように思える(私の7MHzのツエップは、7.000MHzから7.130MHz位が使える範囲)。
NB42X、2エレ5バンドHFビーム、RDPより少し飛ばしたい方向け!いかがでしょう?

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