アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

NB42X ファーストインプレッション

NB42Xは、2エレの7MHz+WARCバンド(10MHz,18MHz,24MHz)のHB9CVである。エレメント長は、約12m程度、エレメント間隔はたったの2.5mしかない。HB9CVは、1/8λ(0.125λ)のエレメント間隔が推奨であり、それに対して以下の通りの数値である。

  • 7MHz 1/16λ(0.625λ)
  • 10MHz    1/12λ(0.083λ)
  • 18MHz    1/7λ(0.85λ)
  • 24MHz    1/5λ(0.6λ)

 すなわち、ブーム長から見れば、18MHzと24MHzは期待できるが、ローバンドは難しいように思える。
SWRについては、メーカー指定寸法でくみ上げたとき、18m高、及び、3m下に4エレのデュアルバンダーがある前提でIC7000の簡易SWRグラフで以下の通りとなった。

1)7MHz帯


中心周波数が7.082MHzで7.022MHzから7.142MHzまでを10kHz間隔で計測した結果である。中心周波数は、7.060MHzで高い周波数はブロード、CW帯が残念ながらSWRが高めに出る結果となった。

7MHzの使用感はビームのキレは悪く、F/B比はS1~2程度のようである。ただ、全体的な高さが変わったせいか、耳は良くなったように思われる。F/S比は比較的に良く、S5程度のキレがある。RBNの米国のスキーマでいままで10dB前後であった値が、20dB程度まで上昇(ただし、時期が違うので参考にはならないが)している。DXとの通信は、SSBでYB,UA等、CWでW,DUであるが、いずれも以前よりも良いレポートを頂いている。国内QSOは、総じて強いとのレポートに満足している。


2)10MHz帯

10.100~10.150MHzまで、2.0以下である。少し、高めに推移する。

F/B比は、7MHzと変わらず、S1~2程度、F/S比は少しよく、S7程度得られている。このバンドでは、T30ARをCWでパイルの中で数回後、QSOに至っている。


3)18MHz

バンド内がほぼ、1.1程度で問題なし。

ビーム特性は、結構よくて、F/B比でS5以上、F/S比でS9程度ある。すなわち、南西にむけていたときにバンド内が静かだったのに、北西に向けると、ヨーロッパの局が多数入感する。CWでは、ヨーロッパの局とのQSOに至っている。国内QSOにおいても、遜色なくQSO可能。


4)24MHz

バンド内がほぼ、1.1程度で問題なし。

局数が少なく、DXとのQSOには至っていない。国内は安定して入感する。


5)おまけ(28MHz)

ブロードであり、28.400MHz以上は少し高めであるが、使える範囲である。ビームがあるかどうかは調べていない。


どちらかというと、18MHzを中心とした2エレHB9CVという感じである。ただ、7MHzの運用でも、よさそうである。実際に以前に張った7MHzのZeppを使ってみて、比較を行ってみたい。


7月21日の実績:

T30AR  7MHz,CW 7.028で1khz UP指定。パイルで4回めでリターンあり。599で入感

T2COW 10MHz,CW 10.108 UP指定。欧米からのパイル。S7程度で入感。10回程度でリターン

HB9CVQ,RA9KT,SQ65HSC,S59AA,DL4HRM,OE7LVI 18MHz,CW 欧州が沢山QRV。


アンテナを回転しながら、テスト信号を送出し、ロシアのWebsdrでプロットした電界強度。ピーク(中央)が-57dB、バックが-67dB程度、サイドが-75dB程度。でも挟スペースでも明らかにビームがあるようである。なお、信号は100Wで計測したが、この時間帯で聞いたWebsdrでの7MHzの日本アマチュア局で強いという感じの信号レベルであった。



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