アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

アンテナ上げた2

 今回のアンテナ、タワー建設計画において、主に検討した事柄は以下の通りである。

  • 免許されている1.9MHzから430MHzまでのバンドをくまなく出たい。
  • 出来るだけ、相互干渉が少ない組み合わせであること
  • 風圧面積を2.5m2以下にすること
  • 建築基準法の申請制限の15mを超えないこと、都市計画の景観条例に適合すること
  • 落雷や台風などの自然現象に適応すること(出来るだけ心配しないですむ)
  • 自らの土地から一切はみ出さないこと
  • 7MHzは出来るだけビームがほしい
  • 予算範囲内であること
これらの検討の中、タワーの高さが最初に課題となった。当初、自立タワーのKT18R等の検討を行った。7MHzでDXを行うには、最低限20mの地上高がほしかったから。また、クランクアップタワーも考えた。しかし、20m程度になると、クランクアップタワーは予算からほぼ、困難な状況である。建築士に聞いたり、長野県の公共機関に聞いた結果、普段は下げられるクランクアップタワーでも、15mを超えた場合は建設許可が必要とのことである。ただし、マストは適用外であり、建築士からは、丈夫なマストでできるだけ上げてみるのはどうかと勧められた。自立タワーは、普段も高いために、落雷や台風に対する心配が増す。XYLに聞いたら、隣の電柱(13.5m程度)以下であることが求められた。

これらの条件から、タワーは、最高15m以下、伸縮が可能で普段はアンテナトップが13.5m以下にできるものという制約が生じた。これは、マストまで含めて13.5m以下の自立タワー(KT12R等+1.5mマスト)か、クランクアップタワーの選択しかなくなった。自立タワーでは、7MHz等のローバンドでの飛びはまったく期待できないことになる。選定は、クランクアップタワーに限られる。A社の15mクランクアップタワー、または、CCT-14のどちらかになる。15mクランクアップタワーとCCT-14は1mの違いであるが、見積総経費は、数十万円の差が生じ、この1mにこだわらないことにした。CCT-14に決定。できるだけ、丈夫なマストを用いて、ローバンドのアンテナの地上高を稼ぐ。


次にアンテナの選定である。今まで、7MHzと21MHzを中心にQRVしてきた。自分がどのような運用を行いたいかがアンテナのスタイルとなる。StepperIRのようなアンテナは高価でとても用意できないが、今回、CCT-14を選び、アンテナへの予算が多少、増したので、すこし、欲張ることができる。ここで、絶対にはずせないのは、7MHzのビーム、私のメインバンドである。CY402、TA-3040、714Tと候補を上げた。TA-3040は、7MHzと10MHzのデュアルバンダーである。一方、7MHzのアンテナを決めると、もう一方は何を選ぶかとなると、一般に考えるのは、14-21-281のトライバンダーである。TA-351や318B,4SDXなどを調べた。しかし、WARCバンドも出たい。特に、18MHzは、14MHzと21MHzの中間で、外す選択はない。そうなると、T59GXという選択がある。しかし、T59GXは、とても重いアンテナで、性能的にはTA-351クラスと聞く。アンテナが低い分、DXバンドは高利得のアンテナにしたかった。

ミニマルチにNB42Xというとても変わったアンテナを見つけた。WARCバンドは2エレHB9CVで、しかも7MHzも2エレとして動作する。Web上のインプレッションもそれほど悪くない。少し高価であるが、7-10-18-24のマルチバンダーである。エレメント間隔は2.5m程度で7MHzは期待できないが、18MHzはHB9CVとしてかなり期待出来そう。

おまけに、28MHzまでも電波が乗るという情報もある。それから、小さいアンテナのため、受風面積が小さいので、マストトップに配置できそうである。


DXメインバンドとなる14MHz、21MHzはどうするか・・・、最初に候補は、TA-371,318C,5SDXであった。いずれも、28MHzまで対応できるアンテナである。318C以外はデュアルドリブンのラジエータを備えており、広帯域化している。以前、HX-330というトリプルドリブンのアンテナを使ったことがある。3エレであるが、狭スペースで耳は今ひとつという感じであった。318Cは、21MHz,14MHzはトラップコイルの影響で狭帯域と聞く。それよりも、少し大きくなるが、28MHzを捨てて(NB42Xにして)、14-21のデュアルバンダーにしてはどうかと考えた。そうなると、T2-5DXや214Fでは大きすぎるので、214Cという選択である。そこそこに聞こえるアンテナときき、これを15mの場所に上げることにした。マストは、6m長の二重管として、最高18mとした。

シンプルであるが、考えに考えて決めたアンテナ。実際に214C1は、エレメントが長いだけあって、近所宅に上がったCL15に較べても、大きく見える。






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