アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

1年のまとめ

いよいよ、2021年も終わりを迎える。過ぎ去ったこの一年を振り返り、皆様の歩みはいかがだっただろうか。コロナ禍の下、大変な想いをなさった方も多かったのではないだろうか。
私は、この1年は普段の当たり前のコミュニケーションが取れずに、少し寂しい感じをしたとともに、本当に必要な事は何かを考えさせて頂いた。今年は、私の楽しみにしていた週末の温泉は殆ど行けなかった。週末というと、自宅と教会、そしてスーパーに出向いただけである。私にとって、昨年、そして今年は人生にとっても大きな転機であった。
昨年、CMを休職し、なんとか復職することを目標とし、今年の4月になって漸く復職が叶えられた。その間までは、自分の価値観のふり返り、また、復職プログラムを通して自己のふり返りを行って来た。コロナ禍の下、大変な方々が多かったことを覚え、もしかすると不謹慎な言葉かもしれないが、コロナ禍の中で、自分自身を見つめるときを与えて頂いたのかもしれない。
アマチュア無線は、おかげをもって、この年末で6年を迎えた。ブログの活動は激減したが、twitterやQSOのときに、皆様から励ましと激励を頂いたことは、私の支えとなった。今年はHamlogの他に、小さなノートを備えて、出来るだけ、ひとつひとつの交信を丁寧に記しておくことを心掛けた。ノートを見開いて交信の記録を見てみると、その季節に応じて、皆様との話が浮かび上がってきて、心に熱いものを感じることもある。交信数は、多くなかったとしても、皆様の明るい声を聞き、それに耳を傾けたひとときは、アマチュア無線の素晴らしさを感じた。また、その仲間たちとtwitterを介して、短い”つぶやき”に答え、また、”いいね”を頂いたとき、とても嬉しく感じた。今も、アマチュア無線が趣味の王様であると胸をはって言ってもいいことがここにあるのではないかと感じた。
今年の交信結果をHamlogの集計で紹介したい。
①総交信の集計

今年は、3339局との交信(12月31日 22時JST現在)をさせて頂いた。その半数は、DX局であり、ほぼ、例年と同じ比率であった。ただ、数年前の交信数から、1/3程度まで減っているのは、コンテスト参加が少なくなったためである。メインバンドは、7MHzであることは変わらないが、18MHz、21MHzで交信数が多いのは、サイクル25の影響で良いコンデションに恵まれたからである。また、144MHz、430MHzでの交信数が極端に少ない。殆ど出ていないというところである。


②CWの交信

交信モードからすると、CWが一番多い。全体の交信の半数以上がCWであった。局数が多いのは、コンテストの参加がCW中心だったためである。しかし、この秋から7MHzでのOTHレーダーが暴れ出し、十分な交信が出来ないことは少々腹立たしいところだ。


③SSBの交信

ふり返ってみると、SSBの交信も以外に多い。7MHzでのSSB DXは、インドネシアなどのアジア局が多いと思う。14MHz以上でのSSBの交信は、サイクル25の影響である。夏場から初秋にかけての18MHzのEUの毎晩のオープンは本当にエキサイトした。21MHzもようやく聞こえてきたという感じで、来年の春先以降の更なるコンデションの向上に期待したい。


④FT8の交信

実は、私はFT8での交信数が少ない。3.531MHzと7.041MHzの両者で国内交信を数ワットの出力で行うことが主である。DXとの交信は、DXペディションでどうしても取りたい局などのときだけで、積極的な運用はしなかった。


2022年がもう少しでやってきます。
皆様にとって、幸多き年となることを心から願います。
一年間、大変にお世話になりました。

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