アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

連日のハイバンドオープン

サイクル25になって、漸く、SSNが100を超えるときを迎えた。そして、あと少しで秋分の日を迎えるこの所、一昨年、昨年に無い18MHz,21MHzの夜のオープンが楽しくなってきた。
本日9月15日も、昨日に続いて、21MHz,18MHz共に夕方から夜にかけて、欧州各局がオープンした。今日の21MHz SSBはスポット的で、スペイン局のみが聞こえていた。時間は、20時半頃で、他の国はどこも聞こえないという不思議な感じであった。スペイン局は、kW+STEPIRアンテナの局で非常に強かった。IC-7610は、前回のファームウェアアップデートにより、スペクトラムスコープ機能が非常に向上して使いやすくなった。このようないつコンデションが変わるかが分からない場合、私は、常にバンド幅全体をFIXモードにして監視している。どこか、強い信号らしきものが見えれば、そこに周波数を合わせる。また、CWなどは、バンド全体をみると分解能が劣るけど、ギザギザと何かが出ていることが分る。そういうときは、CWに切替え(周波数ボタンを押せば、前にやっていたCWの周波数に切り替わる)、そして、FIXモードからCENTモードにスペクトラムスコープを切りかえる。大体、±5kHzか±10kHz表示にしたら、そこで、CENT/FIXモード切替ボタンを長押しすると、CENTモードで、周波数マーカーが現れる。周波数を変更したとき、CENTモードで起こったウォーターフォールが流れることが防止され、ゼロインが素早く可能になった。そんな便利な機能も手伝って、連日の21MHz,18MHzのCWの賑わいを楽しむ。
週末の昼間、7MHz CWは500Hzから1kHzの間隔でCW局が埋まるが、正に18MHzで欧州がオープンするときは、同じ感じであった。EU各局の信号も比較的強く、安定しているので、ラバスタ交信であるが、CWでも結構楽しめる。連日オープンしているが、その日、その日のコンデションが変わり、強く入る地域が時間と共に切り替わっていくのもわかる。
CQ局を呼んで交信が終わると、すかさず、当方を複数のEU局が呼んでくることがあった。私の周波数ではないので、直ぐに逃げる?が、相手局も、直ちにCQコールを始める。そうしないと、空き周波数が無くなる恐れがあるのだろう。普段は交信できない新しい局と交信ができるので、高い周波数は楽しい感じがする。
もう少し、コンデションが上がってくれば、FT8に流れたアマチュア局がSSBやCWに戻ってくることも期待している。昔、サイクルの最高潮のときに、21MHzを自宅の低いインバーデットVアンテナでワッチ、バンド内全体がDXで、それもワールドワイドに埋め尽くされたのを知っている。そんなときが、再び来るのを楽しみにしながら、このサイクル25の上昇しつつある秋のコンデションを楽しんでみたい。

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