アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

CQ WW WPX RTTY CONTEST

 2月11日から開催されたWW WPXコンテストのRTTY部門に初めて参加した。2月になって少しずつだが、ハイバンドのコンデションが上向きになっており、今回はRTTY部門でも初参加で、7MHzに限定せずに、いろいろなバンドでQRVしてみることにした。
 まずは、ログとRTTY用ソフトウェアの選定であるが、昨年よりコンテストで使用してきたCTESTWINとMMTTYのコラボで運用してみたいと考えた。CTESTWINのフォルダにMMTTYの設定ファイルなど全てをコピペすれば、使用が可能となる。設定はよく判らないので、実際に運用している内容をみて、カスタマイズすることとする。
 10時過ぎに無線機の電源をON、ハイバンドはというと、コンデションが原因なのか、21MHzは今一つ、局数が少なく、14MHzは東南アジアを中心に比較的多くの信号が聞こえる。14MHzは敬遠ぎみな私も、今回はこのバンドからの参加となった。YBやアジアンロシアからの信号が沢山聞こえてくる。人口の多いYBは、アマチュア局も多いようで、いつもコンテストになると沢山の信号を聴くことができる。RTTYは、CQ局に対して、2~3回程度、自分のコールサインを送出し、相手からのレポートを待つ。そうしたら、自分のレポートを打つ。その繰り返しで、CTESTWIN+MMTTYであれば、基本的にキーボードは不要、マウスの操作だけで交信が成立する。ただ、QRNやQSBにより、送られて来た情報は間違っている場合もありうる。間違った情報をどうやって正しく解釈するかが非常に難しい。特に2回のデータが送られてきて、その2つとも異なる場合は何を信じていいか判らなくなる。
 夕刻になって、7MHzにQSY、Wを中心に、ロシア、東南アジア各局とQSOができた。比較的信号が強い局が対象ではあるが、信号強度が今一つの局でも、結構なPick Upをしてもらえ、それはSSB以上、CW以下の感じだ。心配していたEU方面も、ある程度、聞こえているところはできた。
 2月12日も、14MHzからの運用。朝9時頃、北米の局が強く入感しており、多くの北米局とQSOが出来た。午後2時過ぎに、21MHzへQSY、最初はアジアオセアニアが中心であったが、午後3時頃からはEUロシアや北欧までが開けて、楽しめた。
 午後4時過ぎになり、XYLと近くの温泉に行くために一旦QRT。先週、駐車場がいっぱいで入れなかった戸倉国民温泉に行った。ここは300円で源泉かけ流しの湯に入れる。手洗い場のシャワーから、カランまですべて源泉、入った後は体がすべすべな状態になる。とてもお勧めの千曲市の湯である。
 帰って後、夕刻の時間帯、7MHzで北米、南米を狙う。北米は多くとQSO,南米は唯一となったがLU局とのQSOが成立。夕食後は、3.5MHzにQSY、暫くJA各局を相手にQSOした。この3.5MHzが得点のミソになることも知らず・・・。実は、3.5MHzでのQSOは、国内QSOでも2得点を得ることができ、ハイバンドのアジア局とのQSOと同じ得点がもらえる。しかも、信号が強く安定している。CQでランニングしても、次から次へと呼ばれるため、WPXコンテストでは美味しいバンドになるのであった。得点の計算のときに実は初めて知った。
 再び、7MHzに戻り、初めて7.033MHz付近でCQを出してみた。誰も振り向いてくれないと思っていたら、Wやロシア、日本の各局から呼び出され、結構、楽しく続けられた。RTTYって、少し楽しい。夜遅くなり、翌日の出勤が心配になり、QRT。
翌朝(2月13日)、6時半から7MHzをワッチ、まだ、EU圏内の局が聞こえる。聞こえてくる局を呼び、結果として5局(EU)を20分でQSOして終了、全部で182局のQSOとなった。

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