アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

3月13日土曜日

今日は、ALL JA0 3.5MHz コンテストの日、2年前までは参加し、そこそこの成績を頂いていた。昨年は、多忙における体調不良が生じた記念?の日、それ以降、長時間の集中運用ができず、特にCWは難しくなっていた。そして、生活面でも、持続する過集中の状態を続けることは、その後に反動が来るので行わないように気遣っている。
従って、今日のコンテストもお休み。3.5MHzは賑わっているようであるが、ゆっくりと本を読んだり、家族と話したりと過ごしている。14MHz CWを23時頃に聞くと、ケニアの局が盛んにCQを出している。BERUコンテストというイギリス連邦加盟国の国家が参加するコンテストのようだ。ケニアもそのひとつで、54の加盟国があるようだ。大英帝国の旧領土が殆ど加盟しているというから、イギリスの国力の凄さを改めて感じる。アマチュア無線家からみれば、結構、珍しいエンティティもあるが、日本局は参加できない。こんなコンテストも面白い。ARRL International DXコンテストも、JAの局がKH6(ハワイ)やKH2(グアム)などを呼んでいたが、無視されていた。彼らからすれば、ルールを知らずに呼んでくる局は、その分、効率が落ちるので邪魔な存在かもしれない。コンテストは、やはり、ルールを事前に知っておくことが重要だろう。
さて、本日は関東地域は、春雷が訪れ、天気がかなり荒れたようだ。春雷とは、春を告げる季語だそうだ。春の訪れを感じると共に、これからは、アンテナに対する避雷を考えなければならない大変な時期がやってきたと思う。
お空のコンデションは、どうだったろうか。地磁気については、不安定という状況であり、QRZ.comの示すコンデション情報には、Poor,Fairという表示、SSNは13程度であったが、昨日より明らかに良いコンデションであったと思う。春分である3月20日に近づき、明らかに春のコンデションの訪れを感じる。今朝は、主治医の意に反して、1時間寝坊、7時起きとなった。日の出時刻は、6時であるから、朝方のEUあたりを狙うなら、いつもと同じ時刻に起きている必要がある。しかし、ノンビリというのも必要である。DXのコンデションを少し気にしつつ、7時まで寝てしまった。
朝7時半ごろ、7MHz CWを聞くと、L21RCAという局が、パイルを受けていた。QRZ.comで確認すると、アルゼンチンの無線クラブRCAの100年の記念局のようだ。この時間帯でも、かなり強く入っている。私の家の東側は山が近いため、ロングパスである西方向の方がいいのかもしれない。そして、その後、土曜日は、函館のYL局、わかコールを呼ぶ。沢山の局が呼んでいるため、短い挨拶を交わすだけである。
その後、午前中は、老いた両親の運転手を務め、14時頃、久しぶりに10MHzを覗いた。FT8でなく、CWである。IC-7610は、50Wにセットされており、FULL Break-inによる交信である。普段、アンプを使うときは、真空リレーの寿命を考え、Semi Break-inとしているが、このようなベアフットの運用は、せっかくだからFULL Break-inを使う。半導体リレーを使っているようで、切替音はとても静かである。10MHzは、8エリアが強く入感していた。ビームをきちんと向けないと、50Wではパイルに勝つことはできない。また、やっと取れる信号の局(移動局)は、なかなか、コールサインをコピーしてもらえない。そんなとき、100Wに切り替えるとあっさりとコピーして頂ける。この3dBの威力は、すごいと思った。200Wなら、6dBもの差、ビームアンテナ一本分の力を加えられる。TS-480HXの販売中止から安価な200W機の販売は無くなってしまった。一番、安価なリグでも、40万円程度出さなければならない。いまや高値の花というところだろう。1kWというと、更に7dBのアップ、DX局でも聞こえれば、ほぼ必ず取ってもらえると言えること、CQを出せば、呼んでくれる可能性が高くなるという利点がある。免許を得るのは面倒であるが。


さて、10MHzで聞こえる局と交信を終了してから7MHzにQSY。7.003MHz付近から、移動サービス局を中心に、599BKで呼んでいく。和文の交信局が聞こえる周波数のところで打ち止め。和文は1時間も集中力が持たないので棄権。
7MHzでコンデションが良い時に、FULL Break-inを使うと、自分が何を打っているかわからなくなることがある。これは、なにか新しい発見である。いままでリレーのうるさい無線機を使っていたため、ほとんど、Semi Break-inだった。FULL Break-inにすると、こんな感じなんだということがわかる。そして、パイルの中、目的の局が打っているときは、ピタッと送信を止めることができるのだ。これは便利である。
16時になったら、18MHzを覗いてみた。アンテナを330度(北北西)に向けると、CWの周波数帯に線がいっぱい現れる。IC-7610にしてから、スペクトラムスコープから目が放せなくなった。一目でコンデションの把握ができるからだ。コンデションが良いみたいで、どんなところがでているか、まずは、3A モナコである。もしかして、Newエンティティかも?あまり呼ばれていなかったので直ぐにWkdできた。少し嬉しい。アゼルバイジャンも出ている。スペインやイタリアなど、西欧も聞こえ、東欧しか聞こえなかった昨日のコンデションはよりもいいみたいだ。CQで呼ばれた局を含め、14局との交信。
これだけよければ、21MHzもいいかも?と思って、17時半には21MHzにQSY。ロシアを中心とし、ポーランド、ギリシアとSSBで交信。全部、RS59で交信できた。CWではCQにてEUと交信した。更に、24MHzにQSY。カザフスタン、アゼルバイジャンといった、近めの局がCWで聞こえたので交信。28MHzは、どこも聞こえなかった。
意外にも、ハイバンドのDXがよくできた日であった。
本日の無線活動はこれにて終わり。合計38交信なり。


今日は、私が夕食を準備する当番である。情熱大陸で紹介されたおうちで絶品カレーを作る。ジャワカレーとクミンシード、鶏肉などで簡単に作れる。とても美味しく、既に十回近く試している。レシピなしで最近は作れるようになった。無線も楽しいが、このように家族サービスをして、喜ばれることも楽しい。以下のYoutubeを参照。本当においしいから。


なお、その他として、GABANの手作りカレーの素を使っての本格カレーを作ることもある。先に紹介したカレーも、GABANのカレーも、どちらも、香り高く、スパイシーで美味しい。特に、ナンを焼いて、一緒に食べると、何もほかのものはいらなくなる。
なお、ジャワカレーは中辛を使うが、辛口、更にもっと辛いのも試したが、辛すぎて家族に不評であった。血圧を上げないためにも、家族の平和のためにも、家族にあった料理がいい。
無線の話から外れてしまった・・・

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