アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

ハムログ電子QSL(設定)

それでは、早速、ハムログ電子QSLを設定してみましたので、私の設定をご紹介します。なお、本件については、あくまでも私の私見にたっております。基本的には、ハムログのホームページhttp://hamlog.no.coocan.jp/index.htmlを参照に設定をしています。そちらをご覧いただき、以下の記載内容は、あくまでも私の試みとお考えください。また、Gmailメールのセキュリティ設定などの問題については、保証しかねませんのであらかじめご承知ください。


ホームページでの説明によれば、ハムログ電子QSLを利用する上で以下のことが事前に必要のようです。
①ハムログユーザー登録が必要
   http://hamlog.no.coocan.jp/nagare.html
②電子QSL送受信用のメールアドレスの登録が必要
  ※これは、私は無料のgmailをQSL専用のアカウント取得しました。
③HAMLOG E-mail QSLアプリケーションのインストールが必要
   http://hamlog.no.coocan.jp/mou/MailQSL.html


なお、ハムログユーザー登録を行うにはjarl.comのメール転送アドレスによる本人確認が必要なため、ユーザー登録時点ではJARL会員である必要があるようです。


私が電子QSL送受信用のメールアドレスをgmailにした理由は、無料であること、登録が容易でインターネットに接続できれば誰もが得られるためです。そこで、私はこのハムログ電子QSL送受信専用に新たにアカウントを取得しました。
取得までの流れを以下に示します。
1.Google.co.jp(https://www.google.co.jp/)でアカウントを取る。
右上のログインボタンを選択します。

2.新規のアカウントを作成する。
表示された「アカウントを作成」を選択する。

3.必要な情報を記入する。
お名前、ユーザー名(これがメールアドレスになります)、パスコードを記載します。
なお、私の場合はコールサインと"."と他の文字を組み合わせた自分にとって分かりやすい名前にしています。パスワードは確認も含めて、同じパスワードを2度入れることになります(目の印を押すと、内容が表示されますので、同じコードかを確認できます)。
ユーザー名とパスワードは別途、必ず控えておいてください。
それから次へを押します。

電話番号の入力は省略しました(セキュリティの必要となりますが、電子QSLなので割り切って省略しました)。次へを押すと、生年月日と性別を要求してきますので適当に記入します。

4.次へを押すと、利用規約が表示されますので、内容を確認の上、同意をします。

これでアカウントが作成されました。
5.外部アプリケーションからの送受信を可能とする。
Gmail(ジーメール)は、通常、Webブラウザ上でメールの作成、送受信ができる非常に優れたツールです。ただし、今回は、HAMLOG E-mail QSLを用いて、外部のメールシステムからGmailへのアクセスが行われるために、設定が必要となります。
5-1.アカウントのセキュリティ設定
Googleのトップページにアカウントが設定されていますので、丸いボタンを選択すると、ダイヤログが表示、設定したアカウントについて、「Googleアカウントを管理」を選択します。


左メニューのセキュリティを選択します。


安全性の低いアプリのアクセスの使用がオフとなっていますので、有効にします。
但し、セキュリティが低下しますので、自己責任となります。


安全性の低いアプリの許可を有効とします(赤枠を選択)



5-2.メールの設定を行います。

Google.co.jpの右上に出る丸中に9個の点があるマークを選択すると、ダイヤログが表示されますので、Gmailを選択します。
Gmailが立ち上がり、ダイアログが表示されますので、すべてOKを押して表示されるダイヤログが非表示になるまで進めてください。

設定を行います。設定は、右上の歯車マークを押し、「メール転送とPOP/SMTP」を選択します。それから、POPで「すべてのメールでPOPを有効にする」、「IMAPを有効にする」として、「変更を保存」とします。


これで、Gmailの設定は完了です。
6.HAMLOG E-Mail QSLのダウンロードとインストール
ダウンロードし、ZIPファイルを解凍するとフォルダ内に、2つのファイルが作成されます。

さらに、ご自身のHamlogをインストールしたフォルダ内にあるHamlog50.dllをこのフォルダにコピーします。
そして、MailQSL.exeを実行します。
7.通信設定
通信設定を行います。ハムログのホームページを参照し、SMTPとPOP3は以下の通りに設定しました
HAMLOGサーバについては、HAMLOGで登録したコールサインとパスワードを入力します。それから、認証確認ボタンを押し、ハムログユーザーであることを確認します。
次に、設定したGmailアドレス、アカウント名(@gmail.comの前側の文字)、パスワード(これはGoogleのアカウントパスワードです)を入力します。
ここで、送信確認、受信確認をしてメール送受信ができることを確認します。

送信成功する場合は、設定したGmailに以下のようなメールが届きます。

それから、通信設定を保存をします。


8.QSLのデザイン
次に、QSL画像を読み込みます。ご自身で作成されたり、写真のままであったり、様々です。また、QSOデータ、ユーザーリスト、リグアンテナデータをHamlogフォルダから選択をします。

QSLのデザインは、運用場所の出力、コメントや背景色、文字色などを選択できます。
サンプルボタンを押せば、その内容が表示されます。


ここまできたら、後はカードの送信、及び、受信となります。
送信はHamlogのID番号で選択しますが、最大で300個までが一度にできる限度のようです。
「確認しながら送信」をチェックし、QSL送信ボタンで、それぞれの内容を確認しながら、送信されるようです。ただし、ハムログのユーザー登録、電子メール登録が未だされていないユーザーが多いようで、300交信中で10件ほどしかありませんでした。
受信ボタンを押すと、届いたメールを受けて、受信フォルダに格納してくれます。「受信後表示する」をチェックしておくと、受信が完了すると表示してくれます。
以下は、頂いた電子QSLの例です。

また、照合ボタンを押すと、頂いたカードをHamlogデータと同期させたりできるようです。


ハムログを使い始めて、この機能を使えることは今後のコミュニケーションを更に楽しませてくれそうです。今後、登録が多くなり、ハムログ同様に一般化すればいいツールと思います。
この度はあくまでも私見として、記載させていただきました。
本当に、ハムログを提供して頂くことを作成の方々に、感謝申し上げます。

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