ツイッターを拝見すると、ハムログに電子QSLが使用できる機能が用意されたとの話を聞きました。既に運用を行っている方もいらっしゃるので私も試しにインストールし運用を行ってみましたので報告します。
電子QSLというと、FT8などを利用される方は、eQSLを設定されておられる方も多くおられると思います。以前、以下の私のブログでも紹介をしたことがあります。

また、DXCCを追っかける方はARRLのLoTWをお使いのことと思います。少し手続きは面倒ですが、使い始めるととても便利ですが、QSLカードを今まで扱ってきた私たちにとっては、少し違和感があると思われます。
JARLでも、電子QSLのサービスが検討されているようですが、中々実現は難しいようｄす。私は、以前からハムログに連携した国内交信に限った電子QSLがあると便利だと感じておりました。
それはJARLから届くQSLカードはかなり多く、先日、体調が良い時に、少しばかり整理を行いました。しかし、とても枚数が多く、現在、少し大きな段ボール箱２つに保管しております。これらは、私たちアマチュア無線家にとっては、交信を証明するとともにお互いのコミュニケーションの上で貴重なものと扱ってきましたが、さすがに枚数が多くなると大変だと思われる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか？
カード発行についても、時間を要する上、郵送費用も枚数が多くなるとかなりの量となります。それゆえに最近は、「ノーカード！」という交信も多くなってきました。
私は、今回のハムログから電子QSLツールが発表されたことは、ある面で画期的な事ととらえています。
ハムログ自体は、日本国内のアマチュア無線ログでは最も利用されているソフトであり、非常によく出来ています。
CATによる無線機設定を取り込むことが出来、相手局がハムログユーザーとして登録されている場合はコールサインを入れる以外は何も入力する必要がありません。Remarks欄には交信時の記憶に残る部分を記入しておけば、以前の交信時の記憶が直ぐに思い起こすことが出来ます。また、コンテストログのCTESTWINとの連携、WSJT-XやMMTTY、MMVARIといったデジタルモードアプリケーションとの連携が出来ており、ADIF出力によるQRZ.com,eQSL.cc,LoTW,Clublogへのデータアップロードもできます。
もちろん、QSLカード印刷においては、ハムログにすべて任せている状況です。
これだけのツールに、新たに電子QSL交換ツールが追加されたことは非常に興味深いものです。
引き続き、別のブログページで私が設定したハムログ電子QSLツールの例を紹介することにします。