アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

14MHz WSPRによるコンデション考察

最近、体調を崩しており、状態の良い時と悪い時の上下が大きい。今年はこのため、JA0 3.5MHzへの参加は見送っている。調子が良い時はQRVするときもあるが、そうでない場合は殆どリクライニングチェアーでぐったりしている状況にある。
そんなとき、WSPRの運用は、都合がよい。常に無線機にてある時間帯を勝手に稼働しておけば、貴重なデータを得ることができる。また、得たデータは、後程、WSPRnetから取得すればいい。データの整理は、調子のよい時に実施すればいいのだ。
という訳で、少し不定期なアップになるかもしれないがお許しいただきたい。
今回は、朝方の14MHzの北米方面は、この時期、どのような状態なのかを調べてみた。
記録は、2020年3月19日の日本時間の22時ぐらいにセットし、3月20日の午後1時ぐらいまでそのままにした。アンテナは、4エレビームを45度(北東)に固定、14.09719MHzにて5Wにより定期的に送信、得られたレポートを集計した。
フェードイン、フェードアウトも調べておいたが、体調が続かないので、ピーク信号を得られた時間のみに図にプロットしたので、ご覧いただきたい。

上図の丸い点がそのレポートを頂いたグリッドロケータから得た位置(QRZ.comより)、その点での一番強い信号レポートを頂いたものだ。
朝早くは東海岸側が良いように思われるが、全体的に11時半(2:30UTC)がもっともよい結果となった。14MHzだとこの時間帯が比較的オープンしているようである。
私の感触では、もっと早く9時ごろかと思っていたがそうでもないようだ。現地時間で午後7時前後であり、考えてみれば、日本で欧州方面が開けている時間に相当するかもしれない。こういうわけで、もっともな結果がWSPRで得られたことになる。
本当は、オープン時間の長さに興味をもつところであるが、これこそ、両者の設備、そのときのコンデションなどが関係するため、あくまでも参考として考えていただければいい。
もう一言言わせていただければ、この周波数帯でのWSPRによるコンデション把握はあmり意味がないのかもしれない。14.100MHzにきちんとしたIBPビーコンがあり、それを活用した方がリアルタイムで得られるのでお勧めである。
WSPRの運用は、今後、10MHz以下にしようと思う。

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